東京・北千住は、下町の温もりとグルメの宝庫。立ち飲み文化が根付き、どこか懐かしくも新しいこの街は、酒場を愛する人々にとっての聖地とも言える存在です。
そんな北千住の魅力を知り尽くすのが、酒場ライターの塩見なゆさん。今回は、彼女が実際に足を運び、太鼓判を押した名店たちをご紹介します。気軽に立ち寄れて、心まで温まるお店ばかりです。
参考サイト:Syupo [シュポ] – 究極の名店探し
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北千住といえばまず名が挙がるのが「徳多和良」。立ち飲みスタイルながら、その料理のクオリティはまるで割烹。刺身や煮物などが日替わりで楽しめ、一皿300円台からという価格も驚きです。
店内は常ににぎわい、1時間制や人数制限といったルールもありますが、それを差し引いても通う価値あり。塩見さんも「東京屈指の立ち飲み」と太鼓判を押しています。
大阪スタイルの串カツを東京で楽しめる名店「天七」。立ち飲みのカウンターで、揚げたての串を特製ソースでいただくスタイルは、気軽でいて本格的。
1本100円台から楽しめるコスパの良さも嬉しいポイント。揚げたての海老やうずら卵に、思わずビールが進みます。塩見さんいわく「北千住でハズせない一本勝負の店」。
知る人ぞ知る名酒場「永見」は、塩見なゆさんが“しみじみ旨い”と表現する、地元に根付いた憩いの場所。
アットホームな雰囲気で、丁寧に仕込まれたお惣菜や焼き魚が楽しめるほか、日本酒の品揃えも見逃せません。
女将さんとの会話も楽しみのひとつで、「また来たくなる」空気感に包まれています。派手さはないけれど、じんわり沁みる味わいがあります。
しっかり食べて飲みたい夜には「千住MEAT」がおすすめ。名前の通り、ステーキやラムチョップなど肉料理が豊富で、赤ワインとの相性は抜群。
おしゃれな店内はカジュアルながら落ち着いた雰囲気で、デートにもぴったりです。塩見さんは「肉とワインで語り合うにはここ」と語ります。
立ち飲み巡りの休憩には「Sd Coffee」がおすすめ。銭湯の壁画をモチーフにしたユニークな内装が話題のカフェで、瓶入りのミルクシェイクやコンビーフドッグなど、個性的なメニューも人気。
塩見さんは「お酒の後にふらっと立ち寄るのが最高」とコメント。昼も夜も楽しめる、北千住の新たな憩いの場です。
塩見なゆさんのおすすめする北千住のお店は、どれも地元に根付きつつ、味と雰囲気にしっかりと個性が光る名店ばかり。
どのお店も気取らず、でもしっかり美味しくて、北千住を歩くたびに立ち寄りたくなります。次の休日は、塩見さんの“酒場地図”を片手に、北千住を巡ってみてはいかがでしょうか?