2025年5月27日放送のマツコの知らない『熱海の世界』で取り上げられる格安穴場温泉「竜宮閣(りゅうぐうかく)」について紹介します。
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竜宮閣の建物は、もともと蕎麦屋だったものを昭和13年頃に旅館として開業したそうです。
館内には、当時のままの木製の手すりや、海亀の剥製が飾られた玄関など、懐かしさを感じさせる装飾が随所に見られます。
客室は6畳から8畳ほどの和室で、畳や障子、古びた家具がそのまま残されており、まさに「昭和の宿」といった趣です。
竜宮閣の最大の魅力は、100%源泉かけ流しの温泉です。泉質はカルシウム・ナトリウム−塩化物温泉で、源泉温度は約76.7℃。加水や加温をせず、湯量の調整のみで適温に保たれています。
浴室は大小2つあり、どちらも貸切で利用可能。タイル貼りの浴室には、竜宮城や水浴びをする女性のタイル画が描かれており、昭和の雰囲気を一層引き立てています。
宿泊料金は素泊まりで一人5,650円とリーズナブル。ただし、建物や設備はかなり年季が入っており、清掃が行き届いていない箇所もあるとの声もあります。
また、壁が薄いため隣室の音が気になることも。そのため、快適さよりも昭和の雰囲気や源泉かけ流しの温泉を楽しみたい方におすすめの宿です。
竜宮閣は熱海駅から徒歩5分の場所にあり、観光にも便利な立地です。近くには「お宮の松」や「熱海サンビーチ」、「MOA美術館」などの観光スポットが点在しています。
また、熱海の商店街も徒歩圏内にあり、食べ歩きやショッピングも楽しめます。
熱海の中心部に佇む「竜宮閣」は、昭和初期の風情を色濃く残す、全5室の小さな和風旅館です。
熱海駅から徒歩約5分という好立地にありながら、まるで時が止まったかのようなレトロな空間が広がっています。
竜宮閣は、昭和の雰囲気を色濃く残すレトロな温泉旅館です。
源泉かけ流しの温泉や、懐かしさを感じさせる館内の雰囲気は、他の宿ではなかなか味わえない魅力があります。快適さや設備の新しさを求める方には向きませんが、昭和の時代にタイムスリップしたような体験をしたい方にはぴったりの宿です。
熱海で一風変わった宿泊体験をしたい方は、ぜひ竜宮閣を訪れてみてはいかがでしょうか。