今回は2025年6月14日放送のぶらり途中下車の旅『南北線/石井正則』で取り上げられる東京都北区の今が見頃のバラの洋館「旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)」をご紹介します。
南北線「西ケ原駅」から徒歩7分、喧騒を離れてゆったり過ごせる穴場スポットです。
目次
◆ 洋館×バラ園──まるでヨーロッパの一角

旧古河庭園のハイライトは、何と言っても洋館とバラの庭園。
大正初期に建てられた瀟洒な洋館の前に広がるイタリア式・フランス式庭園には、約100種類200株ものバラが咲き誇っています。
バラのアーチをくぐりながら歩く小道、色とりどりのバラに囲まれて見上げる重厚な洋館。まるで映画のワンシーンのような景色。
◆ 今が旬!バラの見頃は6月中旬まで

春と秋、年に2度見頃を迎える旧古河庭園のバラ。
特に春の「バラフェスティバル」は毎年人気のイベントで、2025年は4月29日~6月30日まで開催中!
6月初旬は、ちょうど“二番花”が次々と開花し始めていて、園内はまだまだ華やかな雰囲気。
甘い香りと鮮やかな色彩に包まれて、心もふんわり癒されます。
◆ ひっそり佇む和風庭園もおすすめ

バラ園の西側には、池泉回遊式の日本庭園も広がっています。
こちらは「植治」こと小川治兵衛が手がけた名園で、洋風庭園とはまた違った静謐な美しさが魅力。
池に映る緑や石橋の風情が、まるで時を忘れさせてくれます。
🧭 旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)のアクセス情報
🚃 電車でのアクセス
- 東京メトロ 南北線「西ヶ原駅(N15)」
徒歩約7分(1番出口から地上へ出て、大通り沿いを左へ進みます) - JR京浜東北線「上中里駅」
徒歩約7分(駅から大通り沿いを進むと庭園入口に到着) - JR山手線「駒込駅」
徒歩約12分 または
北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)で「旧古河庭園」バス停下車すぐ - 都電荒川線「飛鳥山駅」
徒歩約18分
🚌 バスでのアクセス
- 北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)
- 駒込駅から約5分
- 王子駅から約20分
- 「旧古河庭園」バス停で下車すぐ
- 運賃:100円
🚗 車でのアクセス
- 駐車場なし
専用駐車場はないため、公共交通機関の利用がおすすめです。
📍 基本情報
- 住所:東京都北区西ヶ原1-27-39
- 開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
- 休園日:年末年始(12月29日~1月1日)
💡 ワンポイントアドバイス
- 駅からは少し距離があるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
- 園内には坂や段差もあるので、車いすの方は事前にバリアフリーマップを確認しておくと安心です。入口には可動式スロープも設置されています。
◆ おわりに
四季折々の花々と歴史ある建築に包まれた旧古河庭園は、都会にいながら心がほっと安らぐ場所。バラの季節が終わっても、紅葉や雪景色など一年を通して楽しめるのも魅力です。
ちょっと疲れた日や、ゆっくりしたい週末に、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?