こんにちは、しゃとんです。
このシリーズでは、ChatGPTを活用しながら副業ブログで収益化を目指すリアルな運営過程を毎月レポートしています。
4ヶ月目となる8月は、これまでの運営に大きな転機がありました。
それは「新しいドメインでの再出発」です。これまで運営してきた chatons.jp の成長が止まり、検索結果からの流入に壁を感じたため、大きな決断を下しました。この記事では、その背景、新しいサイトの立ち上げ、収益やアクセスの状況、そして9月以降に向けた戦略を詳しく振り返ります。
目次
8月の運営ハイライト
まず、4ヶ月目の活動を簡単にまとめると次のようになります。
- 旧ドメイン(chatons.jp)が自動ペナルティを受けている可能性を考え、新しいドメインを取得
- 新サイトのテーマは「高校野球」に特化。既存記事の中から関連コンテンツを抽出して構築
- 8月26日に chatons.jp から新サイト baseball-fans.com への301リダイレクトを設定
- 新サイトでは40記事を公開(リダイレクト分も含む)
- AdSenseに申請するも、9月13日に不合格の通知
- baseball-fans.comでの収益はゼロだが、chatons.jpでは移行前に 1,030円のアドセンス収益 を記録
このように、方向性を大きく修正した月となりました。
なぜ新ドメインへ移行したのか?
chatons.jpで感じた限界
これまでの3ヶ月間、chatons.jpではChatGPTを活用しながら記事を積み上げ、合計で150本以上のコンテンツを公開しました。しかし、6月以降はGoogle検索からの流入が思うように伸びず、特に7月はアクセスが1,500PV台に留まってしまいました。
記事タイトルを検索しても結果に表示されないケースも増え、Googleサーチコンソールでは「インデックス済み」と出ているのに検索結果に現れない、いわゆる「インデックスされているのにランクインしない状態」が続いていました。
自動ペナルティの可能性
こうした症状は「自動ペナルティ」と呼ばれる現象に近いと感じました。Googleは低品質コンテンツを排除する仕組みを持っており、AI生成記事やトレンド記事を短期間で大量公開した場合にリスクが高まるとされています。
この状況を打破するため、思い切って新しいドメインで再出発する決断をしました。
新サイト「baseball-fans.com」の特徴
高校野球に特化したテーマ選定
新サイトは 「高校野球」 のみに特化しました。chatons.jpではAIツール、副業、トレンドニュースなどテーマが分散しており、雑記型ブログになっていたのが弱点でした。テーマを絞ることでGoogleに「専門性があるサイト」と認識されやすくなることを狙っています。
301リダイレクトの設定
chatons.jpの中から高校野球関連の記事だけを抽出し、新サイトに移行しました。その際、旧URLから新URLへは 301リダイレクト を設定しています。これにより、既存の検索評価やアクセスをなるべく引き継ぐことができます。
公開記事数は40本
8月中に公開した記事数は40本。これは新規作成記事と、リダイレクトで移行した記事を合わせた数です。記事の量産は引き続きChatGPTを活用しましたが、これまでよりも「検索意図」や「ユーザー体験」を意識し、1記事あたりの内容を濃くする工夫をしました。
AdSense審査の結果と今後の課題
8月の大きな出来事の一つが AdSense審査 です。新サイトで40記事を公開した段階で申請を行いましたが、9月13日に「不合格」の通知が届きました。
通知に記載されていた理由は 「有用性の低いコンテンツ」 でした。これはGoogleが定めるガイドラインに沿っていないと判断されたことを意味します。
考えられる要因は次の通りです。
- 記事の多くがChatGPTで作成されたため、独自体験や一次情報が不足していた
- 読者にとって新しい発見や付加価値が少なく、既存記事との差別化が不十分だった
- 部分的に似通った構成や言い回しがあり、独自性を欠いていた
この結果から、単に記事数を増やすだけでは不十分であることが明確になりました。今後は以下の改善が必要です。
- 独自体験やリサーチを取り入れる:試合観戦記や現地取材、統計データを活用する
- 差別化された切り口:他サイトでは扱っていないテーマや視点を盛り込む
- ChatGPT原稿のままではなく、人間の手でリライトして深みを加える
AIを使うこと自体は否定されていませんが、「その記事にしかない価値」を出せなければ評価は得られません。baseball-fans.com では今後、AI下書きをベースにしつつ、自分の言葉や体験を組み合わせて記事を強化していきます。
* * *
収益に関しては、新ドメインの baseball-fans.com ではゼロでしたが、旧サイト chatons.jp では移行までの8月前半で 1,030円 のアドセンス収益が発生していました。これは、これまで積み上げた記事が一時的に収益を生み出していた証拠です。
しかし、移行後はbaseball-fans.comに一本化したため、新しい環境で再度収益を立て直す必要があります。
アクセス状況と初動の手応え
新サイトの立ち上げ直後ということでアクセス数自体は大きくありませんでした。しかし、特徴的だったのは「旧サイトからのリダイレクト流入が一定数あった」ことです。
Googleのインデックスも徐々に進み、特定の記事では検索順位が安定してきています。高校野球は季節ごとに注目度が高まるテーマなので、秋以降に向けてアクセス増加の余地があると感じています。
4ヶ月目で得られた学び
今回の大きな学びは「雑記型よりも特化型の方が伸びやすい」という点です。chatons.jpでは幅広いテーマを扱いましたが、Googleから見れば専門性が薄く、権威性の評価を得られにくかったのだと思います。
一方、baseball-fans.comは「高校野球」に集中しているため、記事同士の関連性が高く、内部リンクの効果も出やすいです。今後もこの方向性を継続することで、サイト全体のSEO評価が高まっていくはずです。
また、ドメイン自体の健全性も重要であると痛感しました。ペナルティの可能性があるドメインに固執するより、新しい環境で仕切り直す方が前向きに取り組めます。
9月の戦略と目標
9月の主な目標は次の通りです。
- AdSenseの再申請に向けた記事改善
- 独自の切り口を持つ記事を10本以上追加
- 内部リンクの強化で回遊率を上げる
- SNSでの発信を継続し、リピーターを育成する
量より質を意識し、収益化につながる記事作りに集中していきます。
まとめ|リスタートの一歩と今後の展望
4ヶ月目は大きな方向転換をした月でした。旧ドメインでアクセスの伸び悩みやペナルティの可能性に直面し、新しいドメインで高校野球特化サイトを立ち上げたことは、運営スタイルを大きく変えるきっかけになりました。
収益はゼロでしたが、サイトの基盤を整えることができたのは今後につながる投資だと考えています。9月はAdSenseの合格と安定した検索流入を目指し、一歩ずつ進めていきます。