2026年9月10日、タバコの本数を正確に記録し始めた。
21時8分までで10本。今回は「たぶんこのくらい」ではなく、吸った本数を数として残せている。
ただし、この10本を普段の喫煙量とは考えられない。この日は引越しのアルバイト勤務日で、仕事中はタバコを吸う機会が少なかった。そのため本数が少なく、長い間隔もできた。

数字だけを見れば「本数が減った日」に見える。けれど背景を残さなければ、自分の意思で減らせたのか、環境によって吸えなかったのかが分からなくなる。
記録初日に見えたのは、本数だけでは喫煙の実態を読み切れないということだった。
9月11日を待たず、記録が揃った日から始めた
当初は、正確な本数の記録を9月11日から始めるつもりだった。前の日は途中からしか数えておらず、一日の総数を確定できなかったからだ。
その時点で考えていたことは、直前の記事に書いている。
ところが9月10日は、朝から21時8分までに吸った本数を把握できていた。ならば、その記録を「開始前」として捨てる必要はない。開始日を一日前倒しし、9月10日を正確な本数記録の初日にした。
以前の記事で「9月11日から」と書いたのは、その時点での判断だった。その後、使える記録が揃ったので方針を変えた。
この小さな変更も、理由と一緒に残しておきたい。
21時8分までの10本と、18時の記録の意味
この日の記録は次のとおりだった。
- 6:52 1本
- 7:53 1本
- 7:56 1本
- 18:00 3本(勤務中に吸った分をまとめて記録)
- 18:06 1本
- 18:58 1本
- 19:23 1本
- 21:08 1本
合計10本である。

18時の3本は、その時刻に3本続けて吸ったという意味ではない。勤務中に吸った合計3本を、仕事が終わった時点でまとめて記録したものだ。
一本ずつの時刻は残っていない。したがって、7時56分から18時まで一本も吸わなかったわけでも、18時にチェーンスモーキングをしたわけでもない。本数は確定しているが、時刻には「勤務中」という幅がある。
この区別をしないと、正確に記録したはずの数字から、実際には起きていない行動を作ってしまう。
本数が少なかったのは、仕事中に吸う機会が少なかったから
この日は、吸いたい気持ちが弱かったから10本になったとは限らない。自分で我慢して減らしたとも、記録だけからは言えない。
はっきりしているのは、勤務中に吸える機会が少なかったことだ。その環境によって本数が抑えられ、一本と次の一本の間にも長い時間が生まれた。
勤務終了後には、18時6分、18時58分、19時23分、21時8分と記録が続いている。吸える状況へ戻ったあと、間隔が短くなった可能性はある。ただし、一日だけで「仕事の反動で増えた」とまでは決められない。
勤務日にも同じ動きが現れるのか。休日や家にいる日にはどう変わるのか。比較するには、もう少し記録が必要だ。
18時の3本をチェーンスモーキングとして扱わない
以前、実際に3本続けて吸った経験から、タバコをやめにくい状態を意思の弱さだけで説明することへの違和感を書いた。
今回の18時の3本は、そのときとは意味が違う。勤務中の合計を一つの時刻へまとめただけで、連続して吸った記録ではない。
この日の中で短い間隔を確認できるのは、7時53分と7時56分の3分間である。一方、勤務中の3本は一本ごとの間隔が分からない。
分からないところに物語を足さず、確認できる範囲だけを見る必要がある。
10本を「減煙できた」という成績にしない
21時8分まで10本という数字だけなら、以前より少なく見えるかもしれない。しかし前日は総数を確定できておらず、単純な比較はできない。10本は一日の最終本数でもない。

さらに今回は、仕事によって吸う機会が制限されていた。休日に本数が増えても、それだけで状態が悪化したとは限らない。反対に、勤務日に少なかったからといって、依存が弱くなったとも言えない。
比較するなら、勤務日と休日を分ける必要がありそうだ。同じ10本でも、自由に吸える状況で10本だったのか、吸う機会が限られて10本だったのかでは意味が違う。
数字を記録する目的は自分を採点することではなく、増減の理由を考える材料を残すことだと思う。
本数と一緒に、その日の状況も残しておく
仕事中に一本ずつ時刻を記録するのが難しい日もある。今回のように、勤務終了時に合計をまとめて残す方法でも、本数の把握には使える。
ただし、「18時に3本」ではなく、「勤務中に3本、18時にまとめて記録」と区別しておく。そうすれば、吸った時刻と入力した時刻を混同せずに済む。
この日、21時8分までに吸ったのは10本だった。本数が少なく、長い間隔ができた主な理由は、仕事中に吸う機会が少なかったことにある。
記録初日に分かったのは、10本なら大丈夫ということでも、減煙に成功したということでもない。喫煙本数は、吸いたい気持ちだけでなく、その日の環境にも左右されるということだった。
まずは本数をなかったことにしない。そして数字だけを一人歩きさせない。
勤務日だったという背景も一緒に残しながら、これからの変化を見ていきたい。

