会社のサイトに先に置いてあったのは、運営しているメディアを有料にする前に、どんな会社がやっているのかを渡す役割だった。その話は、前の夜に一度書いてある。見た目は、まだ先、で終わっていた。
9月29日に動いたのは、その先のほうだった。本番の置き換えは、前日の時点でしない、と置いたままにしてある。この日に触ったのは、ステージングだけだ。
ステージングを置き始めたのは、前日の朝だった。空の骨組み、テーマ、最初のヒーロー。その朝のヒーローは、同じ絵が枠を繰り返していた。29日の昼に足した差分は、その繰り返しをやめて、4種類にすることだった。サイトをその日に公開する、とは書いていない。
昼は、4種類にしてほしい、だけだった

12時22分の一文は、短い。ヒーローヘッダーには、4種類の画像を設定してください。
どの写真がよいか、どんな言葉を乗せるかは、書いていない。4種類、という数だけがある。適当に、という頼みなのか、枠の数を増やしてほしいという頼みなのかも、説明はない。直前まで、ヒーローは同じ画像が繰り返されていた。それを、枠ごとに別の絵にしてほしい、という差分だけが残っている。
入ったのは、別々の4枚だった。キャッチコピーは、空のままだった。スマホで見たときの並びも、その4枚の順になっていた。本文の中身と、本番のサイトは、この昼の時点では動かしていない。
4枚を見て、どれが残したいかは書いていない。空のキャッチに言葉を足すつもりだったのかも、この時刻の一文にはない。
ブログのほうの画像は、同じ昼に「適当に」と書いている。会社のヒーローは、4種類、と数だけ指定した。絵の中身は、どちらも自分では書いていない。指定の粒度が、サイトごとに違っている。その違いを、自分で説明した文もない。
同じ正午の前後には、別のブログの記事も出している。会社のサイトへ書いたのは、ヒーローを4種類にしてほしい、の一行だけだった。記事の公開と、会社の見た目が、同じ昼に並んでいる。どちらを先に終えたと思ったかは、書いていない。
未明に、文章も入れて、と言い直した

骨組みを作ったときは、本文の清書はしない、と置いていた。固定ページの枠だけ先にあり、文章はあと、という分け方だった。
日付が変わった3時、その分け方を言い直している。サイト全体を、仕様書に沿って適当に作成してください。文章も入れてください。
適当に、は、一句一句の指定がない、という意味でそこに置いてある。色も、見出しの文言も、この一文では決めていない。決めていたのは、仕様の範囲で埋めることと、文章を入れることだ。なぜ、清書しない、から、文章も入れて、へ動いたのかは書いていない。
生成AIと一緒にリニューアルしていると、止めどきが分からなくなる、と書いた夜がある。問題がなくなるまで、を終了条件にしない。今日はどこまで進めば十分か、を自分で決める。あのときは、そう書いていた。
この未明の「適当に」が、その十分の線だったのかどうかは、自分の言葉にはない。楽しかったとも、止められなかったとも、書いていない。残っているのは、仕様に沿って、文章も入れて、の二語に近い依頼だ。
空欄のまま残したものがある

戻ってきたのは、仕様に沿って文章の入ったページだった。昼に空だったヒーローには、短い見出しが4枠分付いて戻ってきた。その見出しを、依頼の中で自分では指定していない。ブログの枠は、作っていない。確認が済んでいない項目は、埋めずに残った。所在地や番号のように、その場で確かめられないものは、それらしい数字を足していない。沿革も、確認できた年だけにしている。文章を入れた、と言っても、空欄は残ったままになる。
本番は、開けていない。公開日も、この時点では決めていない。
7時4分には、別の会話で、本睡眠なし、徹夜、これから少し眠るかも、と書いている。3時の依頼は、その徹夜の途中にある。サイトをどこで閉じたかは、7時の一文には書いていない。書いてあるのは、眠るかもしれない、のほうだ。眠りの呼び方は、別に残す。ここでは、3時に文章を頼んだあとに、その文章を読み返した行が、この会話にないことだけを置く。
読んでどう思ったかは、まだ書いていない

4枚のヒーローも、入った文章も、その会話では読み返していない。短い見出しは付いて戻ってきた。その言葉でよかったのかは書いていない。空欄にした項目を、いつ確認するのか。本番へ出す日を、いつ置くのか。3時の時点では、依頼までで止まっている。
前の夜は、役割の話で朝を越えた。見た目は先、だった。この昼と未明で、見た目と文章は、ステージングの中には入った。入ったものを、自分で読んでよかったと思ったかどうかは、まだ一行もない。
ほかの制作の記録は、AIとWeb制作に置いている。

