身体の負担が少ない仕事へ変えた方がいいのだろうか
最近、足や腰の痛みが続いたことをきっかけに、今のアルバイトをこのまま続けていいのか考えるようになった。
現在は、引っ越し作業や飲食店など、身体を使う仕事をいくつか掛け持ちしている。
働いている最中は何とか動ける。忙しい時間帯には痛みを意識する余裕もない。けれど、仕事を終えて家に帰ると、足が痛くて座っていられなかったり、腰の違和感でパソコン作業に集中できなかったりする。
そのたびに思う。
もっと身体の負担が少ない仕事へ変えた方がいいのではないか。
データ入力や事務補助、受付、コールセンター、Webサイトの更新作業など、座ってできる仕事はいくつか思い浮かぶ。
ただ、考えているうちに、問題は単純に「立ち仕事がつらい」ということではないと気づいた。
本当に困っているのは、帰宅後に何もできなくなること
立ち仕事でも、身体に痛みが残らず、帰宅後に自分の作業ができるなら、ここまで悩まなかったと思う。
反対に、座り仕事であっても、人間関係や電話対応で神経を使い切り、家に帰ったあと何も考えられなくなるなら、状況はあまり変わらない。
自分が本当に困っているのは、
アルバイトによって、未来を作るための時間と体力まで失われること
なのだと思う。
今の自分にとって、アルバイトは生活費を確保するための仕事だ。
一方で、ブログの運営やWebサービスの開発は、今後の働き方を変える可能性がある仕事でもある。
すぐには収益にならない。記事を書いても、翌日にアクセスが増えるとは限らない。サービスを作っても、利用者が現れるまでには時間がかかる。
それでも、少しずつ積み上げていかなければ、いつまでも身体を使った労働への依存度は下がらない。
だから、帰宅後にパソコンを開けるかどうかは、単なる余暇の問題ではない。
自分の将来に関わる問題なのだ。
時給だけでは、その仕事の本当の価値は分からない
アルバイトを比較するとき、最初に目に入るのは時給だ。
時給が高ければ、短い時間で多く稼げる。生活費を考えれば、重要な条件であることは間違いない。
ただ、仕事が終わったあとの状態まで含めると、見え方が変わる。
たとえば時給が高くても、勤務翌日まで身体の痛みが残り、半日以上眠らなければ回復できない仕事がある。
一方で、時給は少し低くても、帰宅後に文章を書いたり、サイトを改善したりできる仕事もある。
この二つを、勤務時間中の収入だけで比較していいのだろうか。
仮に8時間働いたあと、回復に翌日の半日まで必要になるなら、その仕事は実質的にもっと多くの時間を使っている。
逆に、仕事を終えたあとにも自分の活動を続けられるなら、その仕事は表面上の時給以上の価値を持つ。
必要なのは、時給だけではなく、
- 勤務中の身体的負荷
- 人間関係による神経疲労
- 帰宅後に作業できるか
- 翌日まで疲労が残るか
- 将来につながる活動を止めないか
まで含めて考えることなのだと思う。
座り仕事なら解決するとは限らない
身体が痛むと、座り仕事が魅力的に見える。
実際、重い荷物を運ぶ仕事や長時間の立ち仕事と比べれば、腰や足への負担を減らせる可能性はある。
ただ、座り仕事にも別の負荷がある。
電話を受け続ける仕事なら、相手の感情を受け止める必要がある。受付では、人の様子を見ながら臨機応変に対応しなければならない。事務職でも、周囲への気遣いや細かな調整が多い職場はある。
身体が楽でも、神経を使い切ってしまえば、帰宅後の制作時間は残らないかもしれない。
だから判断軸は、
立っているか、座っているか
だけでは足りない。
その仕事を終えたあと、自分の人生へ戻れるか
まで見なければならない。
まず見直すなら、最も制作時間を奪っている仕事
現在の仕事をすべて一度に変えるのは現実的ではない。
収入が途切れれば、将来のための活動どころではなくなってしまう。
だから、全部を辞めるか、そのまま続けるかという二択では考えない方がいい。
まずは、どの仕事が最も身体を消耗させ、制作時間を奪っているのかを見る。
最近の腰痛は、重い荷物を運ぶ階段作業のあとに起きた。足の痛みは、長時間立ち続ける厨房作業の影響が大きいように感じている。
こうした事実を記録していけば、漠然と「仕事がつらい」と考えるよりも、何を減らし、何を残すべきかが見えやすくなる。
大切なのは、楽そうな仕事へ逃げることではない。
生活費を確保しながら、未来を作る力も残せる構成へ変えること
なのだと思う。
働く目的は、働き続けることではない
アルバイトは、今の生活を支えてくれている。
だから簡単に否定することはできない。
けれど、身体を壊し、将来につながる活動まで止めてしまうなら、働き方を見直す必要がある。
今までは「その仕事を続けられるか」で考えていた。
これからは、
その仕事をしながら、自分が進みたい方向へ進めるか
で考えたい。
身体の痛みは、単なる不調ではなく、現在の労働構成を見直すための情報でもある。
立ち仕事から座り仕事へ移ることが正解とは限らない。
それでも、仕事後に自分の時間と力が残る働き方を探すことは、将来を諦めないために必要なことなのだと思う。