3年半続けたシンハラ語レッスンを退会したら、学ぶ意欲が戻ってきた

人生と仕事

3年半ほど続けてきた、シンハラ語のオンラインレッスンを終了しました。

最後の一コマは、ネイティブ講師との会話レッスンでした。特別な最終回という雰囲気ではなく、これまでと同じようにレッスンが進み、そのまま終わりました。

けれど、その「いつも通り」の時間を最後に経験したことで、今回退会する判断は間違っていなかったのだと、あらためて感じました。

やめたいのはシンハラ語ではありません。

私にとって負荷の高い学び方を、いったん終わらせたかったのです。

会話以前に、人と感じよく接することで疲れていた

オンラインレッスンでは、言葉を理解して答えるだけではありません。

講師の話に反応し、愛想よく受け答えし、沈黙が気まずくならないように考えながら、同時にシンハラ語の単語や文法を思い出します。

私の場合、この「人と感じよく接し続けること」だけでも、かなりのエネルギーを使います。

レッスンが嫌だったわけでも、講師に不満があったわけでもありません。楽しい時間もありましたし、3年半続いたこと自体、その場所に学ぶ価値があった証拠だと思います。

それでも、レッスン後には学習した充実感より、対人対応による疲労が残ることが少なくありませんでした。

何かの技能を身につけるとき、私は一人で本を読んだり、調べたり、何度も繰り返したりすることが多いです。

自分の理解に合わせて止まり、分からなければ戻り、集中できるときに一気に進める。そうした独学の方が、学習そのものへエネルギーを使いやすいのだと思います。

3年半学んでも、語彙は抜けていった

長く続けていれば、自然に話せるようになると思っていた時期もありました。

実際には、文法や発音、表現について一定の知識は身についたものの、語彙の暗記が追いつきませんでした。

一度覚えた単語も、使わなければ抜けていきます。講師の話している内容は何となく分かっても、自分が答えようとすると単語が出てこない。言いたい内容は頭にあるのに、シンハラ語の文章として組み立てられない。

最後のレッスンでも、会話はあまり広がりませんでした。

そこで気づいたのは、今の私に必要なのは、新しい知識をさらに教わることよりも、すでに学んだ知識を自分の言葉として取り出す練習だということです。

特に、日本語の例文を見て、それをシンハラ語へ翻訳する練習をたくさんしたいと思いました。

シンハラ語の文章を読んで意味を理解するだけなら、受け身の知識でもある程度対応できます。しかし、自分から話すには、日本語で考えている内容をシンハラ語へ変換する力が必要です。

今後は、日本語からシンハラ語へ訳す問題や、日常的な例文が多く掲載されている教材を選びたいと思っています。

退会を決めたら、なぜか勉強したくなった

不思議だったのは、レッスンをやめることが現実になった途端、シンハラ語を学ぶ意欲が少し戻ってきたことです。

オンラインショップで教材を探し、「この本なら自分のペースで練習できるかもしれない」と考え始めました。

続けている間は、毎月レッスンを受けること自体が学習の中心になっていました。

けれど、退会を決めたことで、

  • 何を覚えたいのか
  • どのような練習が必要なのか
  • 自分はどんな内容を話せるようになりたいのか

を、自分で考え直せるようになりました。

学習意欲がなくなったから退会するのではなく、自分の学習意欲を取り戻すために、方法を変えるということもあるのだと思います。

「戻れる」と分かったことで、安心して離れられた

退会前に一つだけ懸念がありました。

現在は新規募集を停止しているため、一度辞めたら、もう再入会できないのではないかと思っていたのです。

ところが確認してみると、以前受講していた生徒であれば、再入会を受け付けてもらえると分かりました。

この事実を知ったことで、気持ちはかなり楽になりました。

退会は、もう二度と戻れない決断ではありません。

いったん独学へ移り、自分のペースで語彙力と会話力を伸ばし、必要になったときには再びレッスンを受けられます。

そう考えると、セレンディップを離れている期間は、学習から離れる空白ではなくなりました。

次に戻るまで、自分の力を蓄える期間です。

次に戻るときは、講師を驚かせたい

再入会できると分かったことで、新しい目標もできました。

次にレッスンを受けるときには、今よりもたくさんシンハラ語を話せるようになって、以前の私を知っている講師を驚かせたいと思っています。

前は言えなかったことが言える。途中で止まっていた会話が続く。独学で積み上げたものが、実際の会話でも通用する。

そんな瞬間があれば、独学を続けた時間にも、はっきりとした意味が生まれるでしょう。

今回の退会は、シンハラ語学習の終了ではありません。

毎月レッスンを受ける形から、自分で学び、現地へ行き、必要なときに再び会話レッスンを利用する形へ変えただけです。

スリランカへ行けば、きっとまたシンハラ語を話したくなります。

その日まで、自分のペースで言葉を増やしていこうと思います。

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