ここ数日、いろいろな作業がかなり進んだ。
Webサイトのリニューアル。
記事制作。
AIを使ったデータ整理。
別のサイトの自動化。
問い合わせ対応。
気になっていた会社サイトの今後。
どれも少しずつ動いていて、ChatGPTやCursorにも並行して仕事を投げていた。
そしてある朝、ふと困った。
「今、自分は何をやればいいんだっけ?」
やることが多いのは分かっている。
でも、多すぎて優先順位が分からないというより、どれが終わっていて、どれが途中なのかを自分の頭だけでは追えなくなっていた。
そこでChatGPTに、現在の残タスクを一度全部整理してもらうことにした。
「仕事が多すぎる」と思っていたけれど、少し違った
最初は、大量のタスクが並ぶと思っていた。
ところが実際に整理してみると、少し違った。
すでに終わっているものがかなり多い。
記事は公開済み。
販売機能のテストも終わっている。
問い合わせへの返信も済んでいる。
不具合だと思って追っていたものも、その後の実行では正常になっている。
それなのに、自分の頭の中では全部まだ「気にするもの」として残っていた。
タスクが増え続けていたというより、終わったタスクを頭の中から削除できていなかった。
これはちょっと意外だった。
作業を終えると、すぐ次へ行く。
一つ片付けば、別のプロジェクトを開く。
その繰り返しで、「終わった」という確認をする前に次の問題へ移っていた。
だから仕事は進んでいるのに、頭の中の未完了一覧だけが膨らんでいた。
タスクを「優先順位」だけで並べるのをやめた
整理するとき、単純に1位、2位、3位と並べるだけでは足りなかった。
たとえば、あるサイトのリニューアルでは、画面を見ながらUIを調整する作業が残っている。
これは自分で確認しなければ進めにくい。
でも同じプロジェクトでも、店舗紹介文を作ったり、データを補完したりする仕事なら、ChatGPTやCursorへ渡せる。
そこで、
UIは自分が時間のあるときに確認する。
文章やデータはAI側で先に進める。
という分け方にした。
以前、疲れている日でもAIへ作業を分担すれば仕事を少しずつ進められる、ということを書いた。
今回は、それをもう少しプロジェクト管理寄りに使っている感じだった。
自分が今すぐ触れないからといって、プロジェクト全体を止める必要はない。
自分しかできない部分だけ止めて、AIが進められる部分は先へ流しておく。
そう考えると、「保留中」の意味も少し変わった。
「今やる」「AIがやる」「待つ」「凍結する」に分けた
最終的には、タスクを細かい順位よりも状態で見るようになった。
今すぐ自分がやるもの。
AI側ですでに進行しているもの。
まとまった時間が必要なので待つもの。
相手からの連絡待ちのもの。
今は価値が低いので凍結するもの。
この分け方をしただけで、かなり頭が軽くなった。
特に効いたのは凍結だった。
一度思いついた自動化があった。
技術的には作れそうだったけれど、よく考えると、完成しても手作業が少し減るだけだった。
便利にはなる。
でも、そのために設計して実装してテストする時間を考えると、あまり割に合わない。
最初は「作れるなら作ろう」と考えていた。
最終的には、
これはやらない。
と決めた。
タスク管理というと、どう進めるかばかり考えがちだけれど、「やらないと決めて一覧から消す」こともかなり大きい。
AIへ任せても、最後の判断までは渡さない
一方、AIへ渡せるからといって、全部自動で進めればよいとも思っていない。
本番サイトへの反映。
見た目の最終確認。
掲載する情報の判断。
ユーザーへ直接影響する変更。
こういう部分は自分で見る。
大量処理や文章生成はAIへ渡す。
その境界については、以前のWordPress移行でもかなり考えた。
今回は、それを複数プロジェクト全体へ広げた感じだった。
「このプロジェクトは止まっている」
ではなく、
どの工程が止まっていて、どの工程なら動かせるか。
そこまで分けると、同時にいくつかの仕事を持っていても、全部を自分が抱える必要はなくなる。
AIの処理待ちに、別のことをするようになった
ChatGPTやCursorへ長めの作業を任せると、当然待ち時間が発生する。
以前なら、その画面を何度も見て、
「終わったかな」
と確認していた。
最近は複数のAI処理を並行させることが増えたので、処理中・完了を見分けやすくする仕組みまで作った。
ChatGPTの「思考中」もfaviconで見分ける方法|Tampermonkeyで複数タブをさらに快適に
今回はさらに、AIが処理している間に別の作業や家の用事を少し進めるようになった。
AIが働いている時間まで、自分がPCの前で待つ必要はない。
そうすると、
自分が作業する
→ AIへ渡す
→ 別のことをする
→ 終わったものを確認する
→ 次を渡す
という流れになる。
AIを高速な道具として使うというより、自分とは別の作業レーンを持つ感覚に近い。
次にやることが一つ見えれば十分だった
タスクを全部整理したあと、残った仕事がゼロになったわけではない。
大きなリニューアルも残っている。
別のサイトも直したい。
自動化の確認もある。
記事も書きたい。
でも、それまでの
「何かいっぱい残っている」
という感覚とはかなり違った。
今やるもの。
AIがやっているもの。
あとでやるもの。
待つもの。
やらないもの。
そこまで分かれば、今この瞬間に考える必要があるのは一つだけになる。
今回、ChatGPTに整理してもらって一番助かったのは、タスクをたくさん処理してくれたことではなかった。
すでに終わったものを、ちゃんと終わったものとして頭の外へ出せたこと。
仕事が増えて混乱したときは、さらに効率化する前に、一度「本当に残っているものだけ」を確認する。
今の自分には、その作業が思っていた以上に必要だった。

