今月、予定していなかった税金の支払いが発生した。
金額は6万5,000円ほど。
必要な支払いなので仕方がない。それでも、自分のように複数の仕事を組み合わせながら生活していると、6万円を超える予定外の出費はかなり大きい。
そこで改めて、
「今、どのプロジェクトへ時間を使うべきか」
を考えることになった。
答え自体は、最初かなり分かりやすく見えた。
現在運営しているサイトの中に、実際に問い合わせが入り、成約にもつながっている旅行系サイトがある。
だったら、そこを最優先で改善すればいい。
そう思った。
今の自分なら、Cash化までの距離を優先したい
以前、個人で複数の仕事を進めるときの判断基準を整理したことがある。
その一番上に置いたのが、
Cash化までが早いか
だった。
面白そうだから。
AIで作れそうだから。
将来大きくなりそうだから。
そういう理由も大事だけれど、生活には毎月支払いがある。
特に今月のように予定外の出費があったときは、「いつか収益になるもの」より「すでにお金につながる兆候があるもの」の優先順位が上がる。
旅行系サイトには問い合わせがある。
最近は成約も出ている。
なら、ここへ時間を入れるのが自然だった。
やりたかったのは、記事を整理して問い合わせにつなげること
旅行系サイトでは、これまでかなりの記事を書いてきた。
ただ、記事は増えても、それぞれが独立して存在している部分がある。
観光地の記事を読む。
移動方法の記事を読む。
ホテルの記事を読む。
そこから、
「自分の場合はどう移動すればいいんだろう」
「専用車を頼んだ方が楽なのかな」
というところまで自然につながる構造を作りたい。
以前、このサイトについて「問い合わせは来るけれど、成約まであと一歩」という問題も考えた。
記事を増やすだけでなく、既存の記事を整理して、必要な情報とサービスをつなぐ。
そのために関連記事をまとめたHubを作るのは相性がよさそうだった。
ところが、別のサイトですでに似たものを作っていた
ここでNIGHTREIGNの記事群が頭に浮かんだ。
ゲームの記事が増えすぎて、自分でも過去の記事を探しづらくなったため、関連記事をまとめるHubを作り、その更新まで自動化している。
その開発経緯はこちらの記事にまとめた。
ここでは技術的な話を繰り返さない。
今回気になったのは、もっと単純なことだった。
旅行サイトにも似た仕組みを作るなら、また同じものを作るのか?
ということだ。
NIGHTREIGN側では、ちょうど次の改良を進めている途中だった。
これを一度、他サイトでも使えるところまで整理してから旅行サイトへ持っていく。
それとも、Cash化を急ぐために旅行サイト側で先に別実装する。
どちらが早いのか。
少し迷った。
「急いでいるから直行する」が、本当に最短なのか
一見すれば、旅行サイトへすぐ移った方が速い。
今ほしいのは売上だからだ。
でも実際に作業を想像すると、
NIGHTREIGN側で実装する。
そのあと旅行サイト側でも似た処理を書く。
エラー処理を作る。
設定を作る。
テストする。
不具合を直す。
二つのコードが少しずつ違う状態で残る。
そんな未来がかなり簡単に想像できた。
それなら、NIGHTREIGN側で今作っているものを、別サイトへ持っていける最低限の状態まで仕上げる。
そのあと旅行サイトへ移す。
その方が、結果的には早いかもしれない。
ここで、自分の中の優先順位が少し変わった。
NIGHTREIGNを完成させたいわけではない
ただし、ここで気をつけたいこともあった。
「先に共通化しよう」
と言い始めると、開発はいくらでも広がる。
もっと汎用的にしたい。
設定画面も欲しい。
あらゆるサイトへ対応できるようにしたい。
テストも増やしたい。
そうなると、本来Cash化を急ぐために始めた話なのに、いつの間にか共通基盤を作ること自体が目的になってしまう。
それは避けたい。
だから今回の「完成」は、かなり小さく考えることにした。
旅行サイトへ持っていけるところまでできたら、一度止める。
NIGHTREIGN側を完璧にする必要はない。
将来どんなサイトでも使える万能システムにする必要もない。
次の一件で再利用できれば、まず十分。
この「止める場所」を決めることの方が、自分には重要だった。
売上を急ぐことと、目先の作業へ飛びつくことは違う
今月Cashが厳しい。
だから、売上に近いサイトを優先する。
ここまでは変わっていない。
ただ、
売上に近いプロジェクトを優先すること
と
今すぐそのプロジェクトのコードを書き始めること
は、同じではなかった。
間に一つ依存している作業があるなら、そちらを先に閉じた方が全体では速い場合がある。
今回、自分がやろうとしているのはたぶんそれだ。
ゲームブログのために寄り道しているわけではない。
旅行サイトへ持っていく部品を、今ある開発の続きとして完成させようとしている。
そう考えると、順番に納得できた。
本当に近道だったかは、まだ分からない
もちろん、これはまだ判断しただけだ。
共通化に思った以上の時間がかかるかもしれない。
旅行サイトへ持っていったら、結局かなり作り直すことになるかもしれない。
そうなれば、
「最初から旅行サイト側で作ればよかった」
となる可能性もある。
そこはまだ分からない。
でも今の時点では、同じようなものを二回作る未来が見えているのに、そのまま二本目を書き始める方が気になった。
だから、
今ある基盤を最低限再利用できる形まで仕上げる。
そこからすぐ、売上に近いサイトへ移る。
という順番にした。
予定外の6万5,000円の支払いから始まった話なのに、最終的にはコードをどの順番で作るかという話になった。
複数のプロジェクトを一人で進めていると、こういうことがよくある。
「一番大事なものから始める」だけでは順番を決められない。
その前に何を終わらせれば、あとが速くなるのか。
今回はそこまで含めて、優先順位を考えることになった。
この判断が本当に近道だったのかは、旅行サイトへ移植できたときに分かると思う。


