普段、その日にやったことをデイリーノートへ残している。
何時に寝たか。
何時に起きたか。
その日やること。
そして最後に「今日できたこと」。
細かな作業記録をすべて書くわけではないけれど、一日の最後に振り返ったとき、
「今日は何を進めたのか」
が分かる程度には残すようにしている。
ところが8月18日のノートを見ると、そこが完全に空白になっていた。
何もしていなかったわけではない。
むしろ逆だった。
いろいろなプロジェクトを次々と進めることに集中しすぎて、記録すること自体を忘れていた。
デイリーノートだけを見ると、何をした日なのか分からない
その日の記録には、
就寝時間。
起床時間。
睡眠時間。
起きたときの状態。
そこまでは書いてあった。
でも、
「今日やること」
も、
「今日できたこと」
も空白だった。
普段なら、作業を進めながらChatGPTへ状況を話す。
「ここまで進みました」
「こういう問題が出ました」
「この判断でよいと思いますか?」
そんな会話が自然に一日のログにもなっている。
ところがこの日は、その記録を意識することなく、そのとき目の前にあるプロジェクトへ移り続けていた。
一つ終われば次。
問題が見つかれば、そのまま解決へ進む。
別の案件から連絡が来れば、そちらを処理する。
気がつけば、デイリーノートを更新しないまま一日が進んでいた。
何もしていなかったわけではないことは覚えていた
ここは、以前書いた話とは少し違う。
以前、雑務が多かった日に「何もできなかったように感じる」ということについて書いた。
今回は、そういう感覚ではなかった。
「今日はかなりいろいろやった」
という記憶は普通にある。
ただ、
具体的に何をどこまで進めたのかを、デイリーノートへ転記していなかった。
それが問題だった。
そこで一日の最後にChatGPTへ、
「今日できたことを粒度大きめでリストアップしてください」
と頼んだ。
いつもなら自分で書いている欄を、会話や作業の履歴から再構成してもらうことにした。
振り返ると、有料コンテンツを実決済まで進めていた
拾い直してみると、まず大きかったのがこのブログの収益化だった。
WordPressテーマに用意されている有料コンテンツ機能を実際に設定し、決済サービスと接続した。
そして100円の記事を作り、自分で購入するところまで試した。
決済が終わったあと、有料部分が正常に読めることも確認した。
つまり、
「有料記事をいつか使えるようにする」
ではなく、
実際に100円を受け取り、コンテンツを開放できるところまで動かした。
その流れは記事にも残している。
これだけでも、その日の大きな進捗と言ってよいと思う。
でも作業している最中は、「今日はこれをやった」と日記へまとめることは考えていなかった。
決済が通ったら、次の設定へ進む。
記事を作ったら、次の導線を考える。
完全にプロジェクト側へ意識が向いていた。
NIGHTREIGNでも仮説を実戦へ持ち込んでいた
同じ日に『ELDEN RING NIGHTREIGN』もプレイしていた。
前に考えた1日目ファームのルートを、実際の遠征で試した。
想定どおりにはいかなかった。
坑道へ入るところで迷い、中でも迷い、出るところでも迷った。
中央砦でも商人の位置が分からず時間を使った。
ただ、その失敗によって、
「ルートを頭で組み立てただけでは足りない」
ことがかなりはっきりした。
実戦結果についても、そのまま記事にしている。
ほかにもWebサイトの導線を変更したり、別プロジェクトの方針を整理したり、仕事関係の連絡を処理したりしていた。
一つの仕事だけをしていた日ではない。
複数のものが並行して、それぞれ一段ずつ進んだ日だった。
だからこそ、途中で立ち止まってログを書くタイミングがなくなったのかもしれない。
記録を残す作業と、実際に進める作業は別物だった
少し面白いと思ったのはここだった。
普段は、
「ChatGPTと話しながら作業する」
ことと、
「作業記録を残す」
ことがほぼ一体になっている。
何かを考えればChatGPTへ話す。
判断したら文章に残る。
そのため、あえてログを書いている感覚がなくても、あとからかなり細かく一日を辿れる。
このブログ自体も、もともとは自分を観測する場所として始めた。
でも8月18日は、作業そのものへ集中していた。
考えるより先に触る。
直したら確認する。
確認できたら次へ進む。
そういう流れが続いた。
すると、いつも自然に発生している「観測」が抜ける。
進んでいないからログがないのではなく、進めることに集中した結果としてログがない。
そんなこともあるらしい。
ChatGPTとの履歴が、一日の復元装置になった
その日の最後にChatGPTへ聞いたことで、一日の輪郭を戻すことができた。
「今日は何をしていましたか?」
と細かな時系列を聞くのではなく、
「今日できたことを粒度大きめでリストアップしてください」
と頼む。
すると、散らばっていた作業を、
有料コンテンツの実装。
収益導線の整理。
NIGHTREIGNの実戦検証。
記事化。
別プロジェクトの方針整理。
顧客対応。
といった単位へまとめ直せた。
ここで欲しかったのは詳細な作業日報ではない。
デイリーノートの「今日できたこと」に、その日を代表する進捗を何行か残したかっただけだ。
だから「粒度大きめ」という指定がちょうどよかった。
これは、自分にとってかなり相性のよい使い方だと思った。
ChatGPTを単に答えを聞く相手として使うのではなく、
その日に散らばった作業を、最後に一日の単位へ圧縮する。
そういう役割にも使える。
ログが空白でも、その日の活動まで空白になるわけではない
今回のことで、デイリーノートを毎日完璧に書かなければならない、とは思わなかった。
むしろ逆かもしれない。
集中しているときに、
「いまログを書かなければ」
と何度も作業を止める必要はない。
プロジェクトが進んでいるなら、その流れを優先したい日もある。
ただ、あとから振り返れる材料はどこかに残っていた方がいい。
ChatGPTとの会話。
公開した記事。
Gitの履歴。
決済記録。
メール。
作業中に作ったファイル。
今回のようにデイリーノートが抜けても、それらを拾えば一日はかなり復元できる。
8月18日の「今日できたこと」は、リアルタイムには書けなかった。
でも一日の最後に履歴を辿ってみると、かなり多くのものが残っていた。
記録することを忘れるほど、目の前の作業に集中していた。
そう考えると、この日の空白もまた、その日の状態をよく表している気がする。



