「もう少しで楽になる」は、意外と長い。カツカツ生活の中で考えた、お金と期待の距離感

働き方・仕事

今日は月次の会計タスクをやっていた。

毎月この作業をしていると、「今月もなんとか支払いが通る」というだけで、少し安心する。

大きくプラスになっているわけではない。
貯金がどんどん増えているわけでもない。

それでも、「今月もちゃんと回る」という感覚は、自分にとってかなり大きい。

最近は、生活の中で“壊れないこと”の価値を以前より強く感じるようになった。

今月は、バイク修理が痛かった。

普段の移動にも仕事にも必要なものなので、修理しないわけにはいかなかったのだけれど、やはり突然の出費は精神的にくる。

結局、ずっと貯めていた500円玉貯金を崩した。

「いざという時のため」と思って続けていたものだったので、ちゃんと役に立ったことには安心した。

ただ、缶を開けながら、少し複雑な気持ちにもなった。

本当はもっと別のことに使いたかった気持ちもある。
旅行とか、趣味とか、将来への投資とか。

でも現実は、まず生活を回さなければいけない。

そういう場面に使われるのが、今の自分の貯金なのだと思った。

「なんとか回っている」は、実はかなり重要

少し前まで、自分は「ちゃんと前進していないと意味がない」と思っていた。

収入が増えていない。
借金が減っていない。
理想の働き方ができていない。

そういう状態だと、「まだダメだ」と感じやすかった。

でも最近は、「止まっていない」こと自体に意味がある気がしている。

特に、お金まわりはそうだ。

毎月、家賃や光熱費や支払いが発生する。
放っておいても、現実はどんどん流れていく。

だから、その流れを止めずに維持しているだけでも、本当はかなりエネルギーを使っている。

今の生活は、正直まだカツカツだ。

リボ払いも残っている。

毎月返済しているのに、思ったほど減らない。
数字を見るたびに、「まだこんなにあるのか」と少し気持ちが重くなる。

ただ、それでも以前よりは、「現実を見ながら進めている感覚」がある。

昔は、お金のことをちゃんと見るのが怖かった。

見たくないから後回しにする。
なんとなく把握しているつもりで進める。
その結果、余計に苦しくなる。

でも最近は、毎月ちゃんと確認するようになった。

現実は厳しい。
でも、見えているほうがまだ落ち着く。

見えない不安より、見えている問題のほうが対処しやすいのだと思う。

「期待」は支えにもなるし、苦しさにもなる

今月は、アルバイトをかなり多めに入れた。

その分、来月の給料は少し期待できそうだ。

ただ、そのお金を貯金に回すべきなのか、それともリボ返済を優先するべきなのか、正直まだ迷っている。

貯金がゼロに近い状態だと、また何かあった時に不安になる。

でも、リボの金利を考えると、早く減らしたい気持ちも強い。

こういうのって、どちらかが正解というより、「どこに安心を置くか」の問題なのかもしれない。

手元のお金がある安心。
借金が減っていく安心。

どちらも大事だから、迷う。

そして最近、もうひとつ考えることがある。

「いつか大きく入るかもしれない収入」に、どこまで期待するかということだ。

自分は今、Web関連の仕事や情報発信も続けている。

少しずつ積み上がっている感覚もある。
実際、成果がゼロではない。

だから、「もしここで大きめの収入が入れば、一気に楽になる」という考えが頭をよぎることもある。

正直、それで借金を一気に返せたら最高だと思う。

でも同時に、「そこを期待しすぎるのは危ないな」という感覚もある。

「期待だけ」で生活を組み立てると、不安定になる

以前の自分は、「あと少しで状況が変わるかもしれない」という期待をかなり強く持っていた気がする。

もちろん、期待そのものが悪いわけではない。

人は、希望がないと動き続けるのが難しい。

でも、期待だけを前提に生活設計をすると、現実とのズレが大きくなりやすい。

「まだ成果が出ない」
「思ったより変わらない」
「こんなに頑張っているのに」

そういう感覚が積み重なる。

最近は、少し考え方が変わってきた。

もし大きい収入が入ったら、それは嬉しい。
生活もかなり楽になると思う。

でも、それは“加速”であって、“前提”ではない。

まずは、大きく跳ねなくても生活が崩れない状態を維持する。

今はそっちのほうが重要な気がしている。

だから最近は、「一発逆転」というより、「生き残りながら積み上げる」に近い感覚で動いている。

地味だと思う。

派手さもない。

でも、月次の支払いを確認して、「今月も大丈夫そうだな」と思えること。

突然の修理代を、なんとか乗り切れること。

働いた分が、少しずつ来月につながっていること。

そういう小さい積み重ねが、今の自分を支えている。

「もう少しで楽になる」

たぶん、その“もう少し”は思っているより長い。

でも最近は、その途中を生きる感覚も、少しずつ受け入れられるようになってきた気がする。

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