儲かり始めているのに、心では事業を畳むと決めていた夜

人生と仕事

11月3日の22時すぎ、回転寿司のアルバイトから帰った。

モンスターを飲んだ。その日は、かなり体調が悪かった。締めの作業が早く進んだので、少しだけ早く上がらせてもらった。今夜は休もうと思った。

帰ったあとも、頭に残っていたのは休み方ではなかった。

午後から、調子は落ちていた

夕方の玄関で、うつむいたまま立っている

午後4時すぎ、うつ症状が出ていると感じた。体調も悪い。夜になっても、それは戻っていなかった。早く上がれたのは、店の締めが早く片づいたからだった。

頭に残っていたのは、セイロンホリディだった。自分で運営している旅行のサイトで、現地側のパートナーと一緒に進めている。その関係に、強いストレスがかかっていると感じた。

今回の件では、怒りと悲しみに打ちのめされていた。正直、事業を継続できないくらい、精神的にダメージを受けた。がっかりした。これほどの決定をするくらい、傷ついていた。

相手の名前や、やり取りの中身は書かない。その夜の自分にはっきりしていたのは、感情の大きさのほうだった。

心の中では、最終的に畳むと決まっていた

夜、窓のそばで手を組んで座っている

もう、心の中では決まっていた。

最終的に、セイロンホリディは畳むことになる。

あの相手とは、遅かれ早かれ、致命的な主張の食い違いが起きる。そこまで来たら、続けられなくなる。そう思っていた。

同じ相手との仕事で、以前にも強い消耗を書いたことがある。あの夜は、努力を見てもらえない感じが先に来て、腹も立っていた。それでも文章の終わりは、事業を畳む、ではなかった。答えは出ていない、というところだった。

あのときのことは、こちらに残している。

11月3日の夜は、その続きではある。結論の位置は違っていた。今回の件が、以前の夜と同一の出来事なのかは、その場では切り分けていない。切り分けより先に、畳む、という気持ちが来ていた。

続けられない、の隣に、儲かり始めているがあった

海の景色が映ったパソコンから、少し顔を背けている

感情だけを見れば、もう閉じたい、に近かった。

その隣に、別の文が残った。

儲かり始めているのは事実だ。今の自分にとって、もっとも理想に近い収入源でもある。そこは間違いない。

だから、すぐには閉じない。

継続できないくらいダメージを受けた、という文と、すぐには閉じない、という文が、同じ夜に並んでいた。矛盾したまま、両方を残した。

以前、このサイトは、成約が出ているから時間を優先する場所だった。問い合わせが入り、成約にもつながっている。だから売上に近いほうを先に見る、と書いた。あの記事の時点では、畳むかどうかは出てこない。手を入れる対象として残していた。

その判断は、こちらにある。

11月3日の夜、儲かり始めているという事実は、閉じる側には置かれなかった。すぐには閉じない理由の側に置かれていた。

理想に近いから、その夜の感情だけでは手放せなかった。理由として書けたのは、そこまでだった。

終わる前提で続ける、とだけ先に置いた

空のフォルダに手を置いたまま、紙の束はまだ開いていない

すぐには閉じない。致命的な食い違いが起きるまでは継続する。ただし、将来的に閉じる前提で動く。

「致命的な事件が起こるまで」とも書いた。ここでいう事件は、主張がぶつかって、もう一緒には進められない地点のことだ。警察や騒ぎの話ではない。その地点の日付は決めていない。何が起きたら畳む、という条件も作っていない。

そのかわりに残したのは、準備だった。

そのときが来たときのダメージと、そこまで積み上げたものが、失われないようにする。今から準備する。

準備の中身は、その夜は空だった。記事なのか、お客様とのやり取りなのか、自分一人で回せる仕事なのか。どれを残し、どれを手放すかまでは書いていない。

体を使うアルバイトを、撤退予定の収入として置いたことがある。当面は続ける。自分のサイトのほうが、これから育てる本体だ、という切り分けだった。

その文章は、こちらだ。

形だけ見ると、11月3日の夜も似ている。すぐ辞めない。終わる前提でいる。向きは逆だった。あのときは、辞めたいのが体の仕事で、残したいのが自分のサイトだった。この夜は、いちばん理想に近いと思っていたサイトのほうを、心では畳む側に置いていた。

回転寿司の仕事は、その判断とは別に、その日も入っていた。早く上がって、帰った。サイトを閉じる作業は、していない。

休む、で一度止めた

暗い部屋で横になり、脇の机には缶が残っている

まだ決めていないことは、残ったままだ。

いつ閉じるか。何が起きたら閉じるか。残すものと、終わらせるもの。相手との関係を、どう維持するのか、どう整理するのか。自分だけで維持できる範囲。

どれも保留だった。

その夜に残した行動は、休むことだった。準備すると決めただけで、一覧も順番も作っていない。体調が悪い夜に、そこまでは進まなかった。

体が戻ったあとにも、この決定のままかどうかは、まだ分からない。理想に近い収入だという実感が、翌朝も同じ重さなのかも、この夜には分からない。

分かっていたのは、ここまでだ。

がっかりするくらい傷ついた。心では、最終的に畳むと思った。それでも、その場の感情だけで、いまの収入を捨てるところまではいかなかった。終わる前提で続ける。積み上げを守る準備は、これからで、その夜はまだ手をつけていない。

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「しゃとん’s EYE」を書いています。Web制作の仕事をしながら、生活の途中で感じたことと、ELDEN RING NIGHTREIGNのソロ攻略を記録しています。海と、深夜に考えごとをする時間が好きです。

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