シフトを出し忘れて休みになった日に、月初の作業で休めなかった

労働と現実

引っ越しのシフトを、出し忘れていた。その日は休みになった。収入は減る。疲労が溜まっていたので、休めること自体は悪くない。そう思った朝に、月初の作業が待っていて、結局あまり休めなかった。

出し忘れたので、休みが先に決まった

一つだけ空いたマスと鉛筆

前の夜は23時半に寝て、朝は9時半に起きている。本睡眠としては、十時間近い。よく寝た日の朝、という入り方でもよかった。

気づいたのは、起きてすぐではなかった。先に睡眠の時刻を書いて、そのあとで飲み物の記録がある。シフトの話は、そのさらにあとだ。朝の最初の一行は、休みの確認ではなかった。

起きてから少しして、気づいた。引っ越しのバイトへ出すはずのシフトを、出していない。自分で「休む」と書く前に、その日はもう空いていた。

先に出たのは、困ることだった。収入が減ってしまう。そこは、別の言葉に置き換えなくても、そのままだった。

休めてよい、と月初の作業が、同じ朝にあった

月初の書類が積まれた机

そのすぐあとで、もう一つの気持ちも残っている。ここのところ、疲労が溜まっていた。休めるのは、良い。そうも思う。文の終わりは、言い切らずに濁している。

濁したすぐ先に、月初が来る。月の最初に片づける作業が、すでに溜まっている。それをやらなければならない。結局、あまり休めはしない。自分でも、苦笑するしかなかった。

休める、と書けた気持ちと、休めない、と書いた事実が、同じ朝にある。休みは選んでいない。出し忘れた結果として空いた場所に、月初の作業が先に座っていた。

以前、自分から「今日は休もう」と決めた朝があった。あのときは、その日の収入より、翌日に自分が残るほうを見ていた。

今回は、その判断をしていない。休みが先に来て、気持ちは後から並んだ。困る。休めてよいかもしれない。作業がある。順番は、その三つがほぼ同時だった。

行きたかったほうを、泣く泣く休んだ日もある。あの痛みは、自分のなかの筋を通せなかったことだった。

今回は、筋の話まで行っていない。行きたかったのか、休みたかったのかを、この朝は書いていない。忘れた、が先で、気持ちの整理は追いついていない。

午後だけの出勤も、今回は選んでいない

仮眠のあと、畳みかけの布団

疲労が溜まっている日に、午後だけ出る置き方を試したこともある。回復と収入を、同じ日に両方残そうとしていた。

今回は、その置き方も選んでいない。一日休みが先に決まって、その一日が休みの中身にならなかった。

昼には、12時から13時半まで仮眠している。一時間半ある。机に張りつき通しではなかった。朝に書いた「あまり休めはしない」は、仮眠のあとにも残っている。目が覚めてからも、自分の作業はそこにあった。

理由も、減る額も、この日は分からない

閉じたノートが残る夕方の机

出し忘れた理由は、書いていない。十時間寝たあとのぼんやりなのか。疲労で、提出そのものを飛ばしたのか。月初の作業のことで、頭がすでにふさがっていたのか。材料が足りないので、この時点では一つに決められない。

一日分の穴が、月末にどれくらい効くのかも、まだ見ていない。横になった時間は確かにある。疲労が抜けたかどうかは、その日のうちには分からなかった。抜けた感じがしないまま、画面の前に戻っている。

あとから「休めない休み」と名づけると、朝よりきれいになりすぎる。メモに残っているのは、もっと雑な並びだ。困る。休めてよい。作業がある。苦笑。

十時間寝たことは、回復したことの証明にはなっていなかった。少なくとも、この朝の自分はそう扱っていない。睡眠の時刻を先に書いて、そのあとに困ると書いている。よく寝たことと、休めたことは、別の行のまま残った。

減る金額も、書いていない。何時間分か、何日分かも、ない。先にあるのは、減ってしまうので困る、という一文だけだった。困る、をあとから小さい額に読み替える材料は、この日にはない。

月初の作業が何件あったかも、朝の文は数えていない。溜まっている。やらなければいけない。休めはしない。作業の名前より先に、その日が休みになりきらないことだけが決まっている。

シフトを出す行為自体は、気づくまでは特別な出来事として書かれていない。忘れた、と分かったときに、その日の予定が確定している。提出は、先の自分への連絡だった。連絡がないと、休みのほうが先に確定する。確定したあとに、まだ出勤できるかを考え直した記録は、この朝にはない。出し忘れたので休み、で終わっている。

仮眠の記録を書いたのは、13時50分だった。12時から13時半まで、とあとから時刻を置いている。その数分後には、もう別の作業の話をしている。横になった事実は残る。横になったあとに、一日が休みへ溶ける感じは残らない。

午後の自分は、その雑さのまま、画面の前へ戻っている。休みがついた日と、休んだ日は、この日は別のままだった。

働き方で迷った前後の記録は、こちらにまとまっている。

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「しゃとん’s EYE」を書いています。Web制作の仕事をしながら、生活の途中で感じたことと、ELDEN RING NIGHTREIGNのソロ攻略を記録しています。海と、深夜に考えごとをする時間が好きです。

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