「まだ有料記事機能は使っていない」と書いた数時間後、PANDORAで100円のPaywallを作った。
機能テストのつもりだったのに、小さなCashポイントが一つできただけで、「稼ぐためではない」このブログの先に、少しだけ別の可能性が見えてきた。
- 「まだ有料記事機能は使っていない」と書いたばかりだった
- 有料にしたのは、ChatGPT用に作ったTampermonkeyスクリプト
- 100円にした理由は、単に区切りがいいから
- Paywallの設定自体は、思っていたより簡単だった
- 決済サービスを使える状態にする方が、ずっと大変
- 実際に表示してみたPaywallが、思っていたよりきれいだった
- 勢いで月額プランまで作ってしまった
- 100円のテストをしただけなのに、急にサブスクをやりたくなった
- 有料で売れそうなのは、たぶん「実際に困って解決したもの」
- 今まで記事にしていなかった経験にも、値段が付くかもしれない
- 「稼ぐためじゃないブログ」というところは、何も変わっていない
- まだ1円も売れていないのに、妙にテンションが上がった
- とりあえず、100円の記事を置いてみたので見てください
「まだ有料記事機能は使っていない」と書いたばかりだった
少し前に、こんな記事を書いた。
その記事の最後に、僕はこう書いている。
「まだ肝心の有料記事機能は使っていない。」
そして、
「実際に有料記事を販売するところまで行ったら、そのときはまた書いてみようと思う。」
と締めた。
……その数時間後。
もう100円の有料記事を公開していた(笑)
こういうとき、気になったらすぐ動くのは自分の良いところだと思う。
「そのうち試してみよう」と思ったものを、そのまま数か月放置することもできる。
でも今回は、PANDORAについて記事を書いているうちに、
「せっかく有料記事機能があるんだから、本当に使ってみればいいじゃん」
と思ってしまった。
そこからは早かった。
有料にしたのは、ChatGPT用に作ったTampermonkeyスクリプト
今回Paywallを付けたのは、この前作った記事だ。
ChatGPTを複数タブで使っていると、
「どのタブがまだ考えているのか」
「どのタブの回答が終わったのか」
が分からなくなる。
そこでTampermonkeyを使って、
- 回答生成中はオレンジ色の「…」
- 回答完了は緑色の「✓」
- 回答が終わったら通知音
という状態表示をfaviconに追加した。
自分が実際に困っていたことを、自分で解決するために作ったスクリプトだ。
記事では、
「なぜ作ったのか」
「どう動くのか」
「どう設定するのか」
「ChatGPTのどこを見て状態判定しているのか」
「将来動かなくなる可能性」
といった部分までは全部無料で公開している。
最後の完成版スクリプトだけ、PANDORAのPaywallの中へ入れてみた。
価格は100円。
これがChatons.jpで初めての有料記事になった。
100円にした理由は、単に区切りがいいから
100円という価格に、たいした根拠はない。
もし1円や10円で普通に設定できるなら、それでもよかったくらいだ。
もともとこのスクリプトは、無料で公開してもいいと思っていたものだからだ。
今回は、
「このコードを売りたい」
というより、
「PANDORAの有料記事機能を実際に使ってみたい」
という気持ちの方が圧倒的に強かった。
だから、とりあえず区切りのいい100円にした。
実験用の商品みたいなものだ。
買ってもらえたらもちろん嬉しい。
でも、別に買わなくてもいい(笑)
記事の考え方や仕組み自体は無料部分だけでも読めるので、
「こんなことやってるんだな」
くらいで見てもらえたら、それでも十分だと思っている。
Paywallの設定自体は、思っていたより簡単だった
PANDORA側の設定はかなり分かりやすかった。
TCDが有料記事機能について詳細なマニュアルを用意してくれているので、それを読みながら進めれば、それほど迷わなかった。
記事中の有料部分を、
で区切る。
価格を設定する。
Stripeと連携する。
大まかにはそんな流れだった。
Web制作をしたことがない人だと、「Paywallって何?」というところから始まるので多少戸惑うかもしれない。
でも、少なくともPANDORA側の設定については、思っていたより簡単だった。
むしろ面倒なのはStripeの方だと思う。
決済サービスを使える状態にする方が、ずっと大変
僕の場合、Stripeの環境は以前から用意してあった。
だから今回は、その部分をゼロから作る必要がなかった。
ただ、Stripeを最初に使える状態へ持っていったときは、申請や審査がそれなりに面倒だった記憶がある。
僕のStripeアカウントも、一時期セキュリティ上の確認で使えない状態になったことがある。
決済サービスは、お金を扱う以上どうしても仕組みが複雑になる。
本人確認。
審査。
決済結果の処理。
継続課金。
セキュリティ。
エラー時の処理。
自分で実装するなら、かなり面倒な領域だ。
Web制作の仕事として僕が同じような機能を実装するとしたら、10万円を超える金額にはなると思う。
そう考えると、TCD PANDORAの38,500円という価格についても、前の記事を書いたときより評価が少し変わった。
テーマとして見ると高い。
でも、
「決済付きの有料記事システムを導入する費用」
として考えたら、むしろ簡単に回収できる価格だと思う。
売上が上がれば、ですが(笑)
実際に表示してみたPaywallが、思っていたよりきれいだった
設定を終えて記事をログアウト状態で確認してみた。
そこで少し驚いた。
PaywallのUIが思っていたよりきれいだった。
有料部分に到達すると購入用のエリアが表示される。
単品購入の価格が表示され、そのまま決済へ進める。
見た目もnoteの有料記事に少し近い。
noteを使ったことがある人なら、それほど違和感なく使えそうだ。
さらに良かったのが、定期購読への導線も一緒に表示されることだった。
単品でこの記事を買う。
あるいは月額課金へ入る。
その選択肢が、Paywallの中に自然に用意されている。
ここまで作り込まれているのを見て、
「TCD、かなりこの機能に力を入れているんだな」
と感じた。
単にStripeで決済できるようにしただけではない。
記事を売るところまでのUIが、最初から商品として完成している。
これは自分で作るとなると、意外と面倒な部分だ。
勢いで月額プランまで作ってしまった
せっかくなので、月額課金のプランも作ってみた。
月額100円。
ただし、現時点の有料記事は1本しかない。
つまり、
100円の記事を読むために月額100円へ入る
という、何とも微妙なプランになっている(笑)
これなら普通に単品で買えばいい。
むしろ継続したら割高だ。
今回は完全に機能テストなので、それでもいい。
でも、この月額購読のUIを実際に見た瞬間、
「これ、有料記事が増えてきたら結構いいんじゃないか?」
と思った。
有料記事が10本、20本と増えていけば、
1本ずつ購入するより月額でまとめて読んだ方が安い。
1か月だけ入って全部読んで解約する人がいても、それはそれで構わない。
無理に継続してもらうために、
「毎月必ず○本更新します」
みたいな約束をするつもりもない。
それを始めたら、たぶん苦しくなる。
僕はこのブログを、もう少し適当に運営したい。
ただし、有料記事自体は少しずつ増やしたいと思っている。
100円のテストをしただけなのに、急にサブスクをやりたくなった
これは自分でも予想外だった。
最初は、本当にPANDORAの機能を試したかっただけだった。
100円の記事を1本置いて、
「ちゃんとPaywallが出た。面白いね。」
くらいで終わると思っていた。
ところが、実際に単品購入と定期購読の画面を見ていたら、
「このブログで有料記事をもっと増やしたらどうなるんだろう?」
と本気で考え始めてしまった。
月額500円くらいで、有料記事をまとめて読めるようにしたら面白そうだ。
では、500円払ってもらえる記事って何だろう。
そんなことを自然に考え始めた。
たった100円のPaywallを1個置いただけなのに(笑)
今はまだ月額100円だけれど、正直なところ、有料記事が1本しかない現在は100円でも割高だと思う。
だったら最初から500円にしても大差ない気もする。
ただ、月額500円でどの程度のコンテンツが提供されているのかは、一度noteなども見て調べてみたい。
価格そのものより、
「単品で買うより月額で入った方が明確に得だ」
と思えるだけのストックがあることの方が大事なのだと思う。
有料で売れそうなのは、たぶん「実際に困って解決したもの」
今のところ、ジャーナリングの記事を有料にしようとはあまり思っていない。
日々考えたことや、迷っていること。
そのとき自分が何を考えて、どう判断したのか。
そこは今まで通り無料でいい。
Chatons.jpの中心は、あくまでジャーナリングだからだ。
一方で、自分のWeb制作の経験は商品にできるかもしれない。
今回のTampermonkeyもそうだった。
自分が実際に仕事で困る。
「ここをもう少し便利にしたい」と思う。
調べる。
作る。
実際に使う。
不具合があれば直す。
その結果として、他の人もそのまま使えるものができる。
こういうものなら、有料でもいいのかもしれない。
たとえばChatons.jpには、NIGHTREIGNの記事をまとめるハブページがある。
そこでは、新しい記事が増えたときにハブ記事を自動更新する仕組みを作っている。
同じ問題を抱えている人にとっては、こういうスクリプトはかなり欲しいものだと思う。
検索回数そのものは少ないかもしれない。
でも、
検索している人の困り方が深い。
だから需要も強くなりやすい。
大量アクセスを狙う記事とは少し違う。
少人数でも、
「まさにこれが欲しかった」
というものを置いておく。
そういう有料記事なら、このブログとも相性が良さそうだ。
今まで記事にしていなかった経験にも、値段が付くかもしれない
Web制作は長くやっている。
サイトを作ったり、WordPressを触ったり、SEOを考えたり、AIを開発へ組み込んだりしている。
サイトの大規模なリニューアルも、それなりにやってきた。
こういう作業は、実際にはものすごく多くの判断をしている。
でも今までは、
「わざわざ記事にするのも面倒だな」
と思って、そのままにしていることが多かった。
それが有料記事として販売できるなら、話は少し変わってくる。
記事にまとめる作業そのものにも意味が出てくる。
僕自身の経験が整理される。
未来の自分にも残る。
そして、それを必要としている人が買ってくれるかもしれない。
これなら悪くない。
ただし、有料記事を書くためだけに、新しい開発を始めるつもりは今のところない。
そうでなくても、やりたいプロジェクトはたくさんある(笑)
普段の開発を進める。
そこで問題が起きる。
解決する。
その中から、
「これは他の人にも使えるな」
というものだけ有料記事にしていく。
そのくらいがちょうどいいと思っている。
「稼ぐためじゃないブログ」というところは、何も変わっていない
面白いことに、Paywallを付けても、
「このブログは稼ぐためではなく、自分を観測する場所」
という考えはまったく変わらなかった。
むしろ、そこは変えてはいけない気がしている。
もし、
「何を書けば売れるだろう」
を最初に考えて記事を書くようになったら、たぶん僕はChatons.jpを書けなくなる。
このブログを更新するモチベーション自体がなくなってしまうと思う。
だから順番は変えない。
まず、自分が書きたいものを書く。
開発していて困ったら、そのことを書く。
考えが変わったら、その変化を書く。
その中に、
「これは完成したスクリプトとして欲しい人がいるかもしれない」
「この実装ノウハウなら価値があるかもしれない」
という部分があったら、そこだけ有料にする。
書きたい記事を書いていたら、結果として売上が上がる。
それが理想なんだと思う。
まだ1円も売れていないのに、妙にテンションが上がった
今回、一番意外だったのはこれかもしれない。
100円の記事を公開した。
まだ誰も買っていない。
決済テストすら、この記事を書いている時点では最後までやっていない。
それなのに、妙にテンションが上がった。
「あ、これ、もしかしたらいい感じになるかもしれない。」
と自然に思えた。
今はアルバイトで生活費を稼ぎながら、その隙間時間を使って、未来のストック収益を作ろうとしている。
すぐに大きなお金になるわけではない。
成果が出る保証もない。
だから、ストック収益を作る作業は、ときどき出口が見えにくい。
そんな中で、
「ここから実際にお金が入ってくるかもしれない」
という小さなCashポイントができた。
100円の記事が1本置かれただけ。
まだ売上はゼロ。
それでも、その出口が初めて具体的な形になったことが、自分にはかなり大きかった。
だから、
「有料で売れる記事って、他に何があるんだろう?」
と急に考え始めたんだと思う。
とりあえず、100円の記事を置いてみたので見てください
今回テストで作った有料記事はこちら。
記事の大部分は普通に無料で読める。
最後の完成版Tampermonkeyスクリプトだけ100円にしてある。
別に買わなくても大丈夫です(笑)
自分でも、
「このブログでPaywallを出すと、こんな感じになるんだな」
と眺めている段階なので、興味があればPaywallだけでも見てみてほしい。
今回実際にPaywallを試したWordPressテーマはTCD PANDORA。
前の記事では「まだ有料記事機能を使っていない」と書いたけれど、実際に触ってみたことで、38,500円という価格の見え方はかなり変わった。
決済機能だけではなく、購入画面や定期購読への導線まで含めて、ここまで用意されているなら十分価値はあると思う。
※PANDORAへのリンクはアフィリエイトリンクです。
決済から購入後の表示までのテストは、また改めてやってみるつもりだ。
そして本当に誰かが100円を払ってくれることがあったら。
たぶん僕は、かなり喜ぶと思う(笑)
「稼ぐためじゃないブログ」として始めたChatons.jpに、期せずして小さなCashポイントが一つできた。
今のところは、それだけ。
でも、この小さな入口がこの先どうなるのか。
ちょっと楽しみになってきた。

