「今日はちょっと疲れているんで、なんかあんま何も考えず、普通にプレイしたいと思います」
始める前に、レベル5で屋上ボスへ向かい、少ない死亡で倒して一気にレベル9まで上げるプレイを見ていた。
ただ、同じことができるとは思わなかった。
「ちょっと今の私のスキルでは、そのプレイは真似できないので、もうちょっと安定を取った感じでいこうと思います」
速さを追うのではなく、今の自分が崩れにくい進め方を選ぶ。そのつもりで始めた出撃だった。
安定を選んでも、順調には進まない

着地直後は近くに敵が見つからず、レベルを上げられない。
「レベルアップできないなこれは。近くに雑魚がいない」
敵を見つけてレベルを上げ、ガーディアン・ゴーレムと戦った。強敵を倒したあとの装備には、真空斬りと雷攻撃力上昇が付いた二又の大剣が出ていた。
その後は洞窟を抜け、レベル5、レベル6と進んだ。英雄のガーゴイルとも戦い、さらに中央砦へ向かう。
しかし、ここからレベルは素直に伸びなかった。
王族の幽鬼との戦闘ではレベル8から7へ落ち、ルーンも0になった。戻ってもう一度戦ったあと、再びレベル8まで上がっている。
屋上の死儀礼の鳥では、レベル9から8へLEVEL LOST。
「だめだこりゃ」
「うわ、ここからスタートやばいよ。ルーン回収できないよ」
安定を取ろうとしても、強敵の前では簡単に崩れる。それでも死儀礼の鳥のもとへ戻り、30分を過ぎたころにはレベル10になっていた。
レベル11なら、攻撃を見切れれば勝てるのか

古竜との戦闘を終えたあと、レベルは11になった。
「なんか片手で戦ってばっかだから、片手でいいかな」
派手に戦い方を変えるより、ここまで続けてきた形のまま夜の爵へ向かう。
「レベル11なら攻撃さえ見切れてれば勝てるんだよな」
以前は、中央砦地下へ入るレベルを上げ、Lv12で夜の爵を残り約3割まで削った。ファームを安定させることと、最後の戦闘を安定させることは、まだ別の課題だった。
直前の挑戦では、噛みつきの前に早くローリングしている可能性が残っていた。
今回は、さらに具体的な形を試した。
「頭をロックして横から殴ると、噛みつき攻撃のつかみかかりが避けやすいので、横から殴るようにします」
第2形態では、叩きつけのあとに地面から雷が発生する。
「ちょっと離れ気味で戦う感じにしましょうか」
頭を狙う。正面に立ち続けない。雷が出る攻撃では近づきすぎない。その三つを意識して戦った。
分かっていても、同じ攻撃を受ける

「これが今ローリングしたなぁ」
噛みつきに対して、今回も早く動いていた。
叩きつけのあとの雷も見えた。
「これこれこれこれが雷発生するから、あんまり近づいちゃダメなんだよね」
分かっていても避けきれない。
「これだよなぁ。これなんかどうやって受けるんだろうなぁ」
その後も戦闘は続いた。3回続けて噛みつかれ、さらに広い範囲を覆う攻撃が来る。
「うわ、すげぇ広い範囲。何? 狙ってくんの、これ?」
距離を取れば安全になるわけでもなかった。離れた場所まで攻撃が届き、追われるように範囲が広がる。どの方向へ避ければいいのかは、最後まで分からなかった。
「3割までは削れる」で終わった

正確な残量を測ったわけではない。それでも自分の感覚では、ここまでは来ていた。
「3割ですね」
「3割までは削れる」
Lv11でも攻撃を当てるところまでは進めた。頭をロックして横へ回ることも、第2形態で少し離れることも試せた。
ただ、噛みつきは続けて受けた。叩きつけ後の雷にも当たり、広い範囲攻撃をどう受けるのかも分からない。
前より具体的に試せた一方で、答えが出たとは言えない。
「まあそんな感じですかね」
安定を選んで始めた一戦は、最後まで安定には届かなかった。それでも、どこで崩れているのかは、また少し細かく見えるようになった。
NIGHTREIGNのソロ攻略、追跡者・初期大剣での試行錯誤は、こちらにまとめている。


