届ける先は、3日目だけにした

夜の王は、知性の蟲。グノスター。
「こいつの弱点である、炎を初期武器に設定して戦いたいと思います。」
スキルの使用回数を1回足すより、物理攻撃力の上昇のほうがよかった。スキルは、そんなに使わない。にび色の砥石で、出撃の武器に炎を足す。端正な輝く景色は、通常攻撃の1段目を強める。繊細な燃える景色も、炎を足す側。端正な静まる景色は、筋力を足す。追跡者のまま、これで行く。
「物理攻撃力上昇で行ってみようか」
「じゃあこれで行きましょう」
「とりあえず3日目に到達するのを目標にしましょうか」
「また1日目と2日目のボスになれるまで、3日目に到達できないから」
霜踏みは無い。雑魚の処理は、手間取るかもしれない。
「霜踏みが無いとダメな状態っていうのも、あんまり良くないのでね」
「まあでも霜踏みあった方がいいかなぁ」
下踏みも無い。教会によって行動に行く。行動によって教会に行く。
「とりあえず行動先だな」
レベル2で落ちて、教会へ戻れなくなった

最初の死は、レベル2のあとだった。戦果の最初の日、昼には「失地騎士により死亡した」と出ている。封牢が開いた、という行もある。どこで死んだかの地名は、残っていない。戻ったとき、レベル表示は赤の1で、ルーンは0。
「教会行けなくなっちゃったよ」
そこからレベル4まで戻して、城に入った。城壁にいたのはトロルで、場内にも同じトロルがいた。大斧を拾っている。この城の配置は、トロルパターン。
夜の前、レベル6で還樹の番犬たちと当たった。ボスの正体は、まだ呪霊だと思っていた。
「敵は、ボスは、呪霊か。」
出てきた名前は、爛れた樹霊だった。突入したときはレベル6。バーはほぼ満タンから減っていって、消えたあとはレベル8。回避強化が入っている。
「レベル6だったら倒せるね。」
同じ標的を初めて狙ったときは、1日目がレベル3のまま、この樹霊で終わっている。
今回は、その樹霊を越えた。
「行動行こうか、通り道だから」
「このボス何なるんだろうな」
「無視していきましょう」
トロルだけでは足りない、と地下へ入った

次の日の昼、カーリアの親衛騎士でまた死んだ。
「強かった。3分の1ぐらい削ったけど、どうかな。でもなぁ、トロルパターンだから」
レベル表示は赤の7。南側へ行くか、地下のボスへ行くか。行きたいのは地下だった。行かないと、ファームが間に合わない。トロルだけだと、足りない。レベル8で入る。鈴玉狩りだったらやばい、と思った直後に、違うわ、となった。
バーの名前は、黒き刃の刺客。突入はレベル8。地下の石室で、ほぼ満タンのバーを削って倒している。白王の剣は、戦果に取得したと残っていた。
屋上は、その前に終わっていた。城の中の階段を上がった先、空の見える屋上で、ガーディアン・ゴーレム。名前が出たときのレベルは7で、表示は赤のまま。これも倒している。
トロル配置のまま地下と屋上を倒しても、ファームが足りなかった回がある。
今回は、両方とも倒した。それでも直後に死んでいる。レベル9のときで、足元には大きな敵がいた。ボスバーは無い。戦果の行は「敵により死亡した」だけだった。
「雑魚に殺されたようなもんだよ、今」
レベル表示は赤の8に落ちて、ルーンはまた0。地名は、ここにも無い。
レベル12で戦って、残量は4割だった

もう少し敵を倒してから行けばよかったか、とも思った。時間の余裕はある。しょうがない、とも思った。そのまま夜へ入った。
大土竜の名前が出たときは、レベル10。バーが消えたあとに開いたショップでは、レベル12になっていた。火炎壺は、必要なルーンが足りなくて買えなかった。
「3日目まで結構安定して到達できるようになったな」
「あー、彷徨う。祝福が変えない。」
夜の王の前は、様子見にした。
「様子見でしょ、これ。」
「一回戦ってみて、」
「おわ、すげえ、結構距離あるな」
戦場の名前は、夜の識、グノスター。レベル12。バーは、最初は端まで塗られていた。
「強いんだけど」
「これは倒すのきついぞー」
死んだとき、レベルは12のままで、ルーンは0。DEFEAT。削れていたのは6割で、残っていたのは4割。
「グノスター結構削れましたね意外と」
結構削れた、という感覚は、残量4割の敗北と並んでいる。安定して3日目に行けるようになれば、練習しているうちに倒せるようになるだろう。そこまでは言えた。遺跡でもう少し敵を倒しておけばよかった、という引っかかりも残っている。
死亡は4回。最初の日の失地騎士、次の日の親衛騎士、名前の無い敵、そしてこのグノスター。4回とも、場所の名前は分からない。
霜踏みが無い状態で、別の夜の王を倒した日はある。今回のグノスターには、まだその形が届いていない。
追跡者で重ねている遠征は、こちらにまとめている。



