休日だった。やる気が、どうにも起きなかった。
一日中、アニメを見ていた。引越しのバイトの疲れが残っている感じではなかった。ただ、やる気が出てこなかった。季節の変わり目だからなのか。ここ数ヶ月、頑張りすぎて気力が尽きたのか。両方、頭には浮かんだ。どちらとも、決められなかった。
それだけなら、その日かぎりの話で済む。でも、ここのところ休みの日は、ずっと寝てしまうことが多い。そのことまで、同じ場所に書いていた。その日だけのこと、では片づかない感じが残っている。
夜は短くて、昼から長く寝ていた

その日の本睡眠は、日付が変わる頃から2時半までだった。2時間半で、一度起きている。
そこから未明のうちに、細かい用事を触っていた。洗濯機を回したのも、その時間だ。プロテイン、とだけ残した行もある。11時を過ぎたころに、モンスターを飲んだ。昼前には、自分のサイトのメモを直していた。
飲んだからといって、午後が動いたわけではなかった。12時には寝ている。モンスターと、そのあとの仮眠が、同じ午前の中に並んでいる。
なのに、一日を振り返ったときの言葉は、「アニメを観てすごした」だった。
昼の12時から18時半までは、仮眠になっている。6時間半。夜に寝た時間より、昼に寝た時間のほうが長い。起きていたあいだの体感は、アニメのほうへ寄っている。記録を時刻順に並べると、未明には手も動いている。感覚と記録が、きれいには重ならない。
重ならないまま、日付が変わるころにその日のことを書いた。残った文は、用事がいくつか終わった、ではなかった。やる気が起きなかった、のほうだった。
未明に用事を触っていたことと、昼から寝ていたことは、どちらもその日の記録にある。それでも、一日の名前として残したのは、やる気が出なかった日のほうだった。手の動いた時間があっても、できた日、という感じ方にはならなかった。
引越しの疲れでは、説明できなかった

こういう日があると、先に身体のほうを疑う。引越しのバイトのあとには、腕や脚が残り、翌日まで重いことがある。長く寝ても痛みが残って、パソコンを開く気になれなかった朝のことは、前の記事に残している。
重い荷物を運んだ翌日だった。身体のどこかが、まだ仕事のほうを向いていた。眠れなかったわけでもない。眠ったのに、回復が終わっていなかった。
今回、最初に自分で外したのは、そこだった。引越しの疲れが残っているわけではない、と書いている。筋肉が張っている、という話ではなかった。現場の疲れが抜けきらない、という話でもなかった。ただ、やる気が出てこない。
説明としていちばん通りやすそうなものを、先に脇へ置いている。置いたあとに、代わりの名前は付けていない。
季節の変わり目か、数ヶ月分か

残った見立ては、二つだった。
一つは、季節の変わり目。10月に入って、空気の感じは変わる。ただ、その日の文に、気温の話はない。寒くて布団から出られなかった、とも書いていない。季節、という言葉は浮かんでいる。それを裏づける出来事は、まだ横に置いていない。
もう一つは、ここ数ヶ月の頑張りが、あとから気力のほうへ出てきたのかもしれない、という見立てだ。こちらも、かもしれない、で止まっている。何をどのくらい続けたのか、内訳はその文には無い。また同じところまで来た、と結び直してもいない。疑っているだけだ。
前に、やる気はあるのに仕事が進まない日のことを書いた。あのときは、やりたい気持ちのほうは残っていた。デスクまで戻っても、判断が追いつかなかった。アニメも、あまり見る気にならなかった、と残している。
今回は、その手前に見えた。やりたい、が先に薄い。アニメは、短い切り替えというより、一日の過ごし方になっていた。判断力が落ちているのか、気力が先に空になっているのか。そこを分けるところまで、その日の自分は行っていない。
仮眠のあと、戻ったとは書いていない

仮眠のあとで、自分の作業へ戻れた日もある。引越しから帰って足が痛くなり、3時間眠って、夜にパソコンの前へ戻った。あのときは、眠ったらその日が終わり、ではなかった。
今回の昼の睡眠は、それより長い。6時間半ある。起きてからアニメの続きを見たのか、そのまま夜になったのか。メモには無い。戻って何かを進めた、という行も無い。
あるのは、一日を通してやる気が起きなかったこと。そして、休みの日に寝てしまうことが、最近は多いこと。何日続いたのか、回数は書いていない。多い、という感じだけが残っている。一日の例外として、その場では処理できなかった。
季節を見るのか。ここ数ヶ月の働き方を見直すのか。寝られるときに寝るのを、もうしばらく続けるのか。次に試すことも、この時点では決めていない。理由が分からない、で止めたまま、その日は終わっている。


