同じ日の朝、Surf-OKの有料の線を、何度か引き直していた。
前の夜は、線を引けていなかった。ユーザーごとのスコアは、画面のどこに出るのかが絵になっていない。絵になっていないものを、有料の入口にするのが怖かった。課金をREHUBへ取り込むのか、Stripeを直接使うのかも、感じているだけで決めていなかった。月あたり千二百円くらいの文章生成も、保留のままだった。
その夜のまま、朝を迎えていた。
いったん引いた線が、すぐに弱く見えた

朝、未決のまま残していた項目に、いったん線を引いた。
有料はパーソナルスコアから。週間の波予報は無料。課金の土台はREHUBに取り込む。総評をClaudeのAPIで書く案は、いまは見送り。収益が出てからにする。
引いた直後に、自分で弱く感じた。パーソナルスコアだけでは、お金を払う理由として足りない気がした。他に、すでに実装する予定で、課金の理由になる機能があるのか。なければ、こちらから足したい。そう思って、候補を見ていた。
パーソナルスコアが必要だと思ったのは、もっと前の朝だった。一般の点数と、自分向けの点数がずれることがある。そのずれを、Surf-OKの側で持ちたかった。必要だと思ったものと、それだけでお金をもらえると思ったものは、この朝には別だった。
月500円の理由を、通知のほうへ移した

最初に残したのは、お気に入りの◎だけを知らせる機能だった。仕様のなかでは、もともとMVPとして置いてあった。
無料で見せるのは、サイトを開いたときに見える点数。有料は、自分の基準で◎になったときだけ届くこと。見に行かなくていい、のほうが、パーソナルスコア単体より、月500円の理由になる。その朝は、そう見て、有料の側へ入れることにした。
次に見たのは、あなた向けの時間帯だった。週間の表は、誰でも見られる。有料にするなら、「このポイントに入るなら、今日の何時か」のほうだと思った。湘南は、一日のなかで点数が崩れる。週の表より、何時かを知るほうが、行く理由になる。
ただ、これはもう入っているように見えた。足す部分がまだあるのかは、その場では分からなかった。分からないまま、次へ行っている。
その次が、お気に入りのうち、今日はどこか、だった。各ポイントの点数は無料のまま。有料にするのは、登録した数点を比べた、1枚の答えのほう。比較の画面と、「今日行くべきポイントを見る」は、もともと測る予定に入っていた。
これは入れたい。ただ、便利だと感じるのは、千葉や伊豆のポイントを足してからかもしれない。現状のポイント数でも、実装自体はできる。だから、感じるのが先でも、実装だけは先にやってしまいたい。その朝は、そう分けていた。
無料と有料の分け方については、もっと前に、別の道具で一度言葉にしたことがあった。無料は「今日どうか」。有料にできるとしたら「いつ行けばいいか」。信じられる形になる前には売らない、という線も、そのときに残していた。
この朝の「開いたときに見える点数は無料。◎になったときだけ届くのが有料」は、あのときの言葉に近い。近いだけで、同じ場所に着いたかどうかは、まだ分からない。月500円の理由になる、と言ったあとで、自分で実装先を直している。
有料にすると言った機能を、同じ朝に外した

通知のプログラムは、まだ作っていなかった。別の作業で、本番ではなくステージングに置くつもりだった。そのとき一度、実装先をREHUBだと思っていた。
あとから直した。実装先はREHUBではない。PANDORAだ。そして、現状では有料にしない。会員限定の機能として置く。
有料に入れる、と言った機能を、同じ朝のうちに、有料から外している。なぜ外すのかは、そのときの言葉には入っていなかった。残ったのは、実装先と、いまは会員限定にする、という決定のほうだった。
Surf-OKの公開側をREHUBへ移す、と決めたときには、PANDORAを後継からはいったん降ろしていた。会員機能が悪いわけではなかった。先に整えたかったのが、ポイントを探して、その日の波を見て、判断する導線だったからだ。
その決定は、この朝に取り消してはいない。リニューアルの本体はREHUBのままに見えている。いっぽう、いま作るお気に入りの機能だけは、PANDORAへ置いて、会員限定にとどめた。二つの置き場所が、同じ朝に並んだまま残っている。
夜になって、リニューアルの公開日だけは先に置いた。9月30日に出す。有料の線は、朝のあいだに何度も動いたまま、公開日のほうだけ日付が付いた。
30日に出すものが、会員限定の通知まで含むのか。パーソナルスコアは、結局どの側に残るのか。千葉や伊豆を足す前に実装したものが、自分にとって便利に感じるのか。この夜の時点では、公開日以外はまだ動いていた。



