高性能なAIの利用枠が、残り少なくなっていた。
朝の早い時間に、それを見て決めた。この1ヶ月は、自分が運営している波予報サイトのリニューアルを中心に進める。ゲームの攻略記事は、少し控えよう。嫌いだからではない。そもそも、プレイする時間があまり取れていない。
その順番で頭に浮かんだ。枠の数字が先で、あとに「材料がない」がついてきた。
前回は「枠の残し方」を考えていた

少し前にも、同じ種類の数字を見ている。当時は、残量が97%まで達していて、プランを上げるか、モデルを使い分けるかを考えていた。
あのときは、節約の話が強かった。日常の相談は軽いモデル、文章の品質が要る場所は残しておく、機械的な作業は別のモデルへ、と分担をいじっていた。それでも、使う前に「このモデルで大丈夫か」と考えて手が止まる感触は残っていた。
今朝は、そこから一段ずれていた。どのモデルで書くか、より先に、何に枠を使うか、だった。
攻略記事は、1本あたり枠を食う。しかも材料はプレイそのものだ。プレイが薄い週に、同じ密度で記事だけ回そうとすると、枠だけが先に減っていく。そうなると、残った枠で進めたい作業まで細くなる。
最初に頭をよぎったのは、「執筆の品質を少し落とせば足りるのでは」だった。ただ、品質を落として書き直すなら、何を節約したのか分からなくなる。その仮説は、前回すでに一度外している。だから今朝は、モデルをいじる前に、今月の中心を決めるほうへ倒した。
「少し控えよう」は、凍結ではない

やめる、とは言っていない。少し控えよう、だ。
ゲーム自体を置く話でもない。記事にする時間のほうが、プレイより長い日がある。1日1回に絞って、出撃の前に目標を決めて、終わったら振り返る。その形は自分に合っていた。合っていたからこそ、書く作業が膨らんでいた。
プレイ時間が取れない週に、振り返り記事だけを同じ本数で出すのは、たぶん無理がある。材料が来ないものを、枠を使って回す感じがする。控えよう、は節約というより、そこに近い。
プレイできたら、また書けばいい。今朝の時点では、そう思っていた。
夜になると、次の目標は何か、と聞いている。朝に控えると言ったのに、興味は残っている。執筆を少し減らすことと、次に何を試したいかを考えることは、別だった。完全に止めた朝ではなかった。
中心に置くものは、いま手が動くほう

空いた分を、波予報サイトのリニューアルへ寄せることにした。
以前、別の企画を棚に戻したあと、自分がユーザーであるサイトのほうを育てたい、と考えていた。趣味のサーフィンと、日々の判断が、そのまま改善の材料になる仕事だ。
そのサイトは、いま公開本体の作り直しの途中にある。ポイントを探して、その場で波を見る。場所探しと、今日入るかどうかの判断を、同じ流れに乗せたい。テーマを全面で置き換える方針は、直前に一度置いている。しっくりこないまま小さく分けていた構成を、公開本体側へ寄せた判断だった。
方針はある。作業も途中だ。本番への切り替えは、まだ別の話として残している。枠が少ないなら、途中で止まっているほうへ使った方が、手元に形が残る。攻略記事は、プレイが来ないと前に進みにくい。サイトのほうは、画面を開きさえすれば手が動く。
今月の気力の置き場としても、自然だった。少なくとも、その朝はそう見えた。
方針を書いたあと、そのまま仮眠に入っている。6時から8時半まで。大きな決断というより、先に置き場所だけ決めて、身体は後からついてくる感じだった。
まだ、一ヶ月持つかは分からない

これで配分が完成したわけではない。
枠が戻ったら、攻略記事の本数をすぐ戻すのか。プレイが1回取れた日は書いてよいのか。サイトのリニューアルが、想定より枠を食ったらどうするのか。朝の時点では、そこまで決めていない。
「中心」も、他をゼロにする意味では使っていない。客対応や日々の記録は残る。攻略記事も、少し控え、だ。凍結リストに入れるほど冷えた判断ではなかった。
前回、枠の残量を見たときは、料金とモデルの話になった。今朝は、残量の話のまま、今月何を育てるかに落ちた。同じ数字を見ても、問いが変わることがある。今は、その途中にいる。
一ヶ月後、本当にサイトのほうへ枠が寄っているかは、まだ分からない。寄りきれなかったら、そのときにまた、何が邪魔をしたのかを見ればいい。



