午前4時23分だった。日付は、もう10月5日に入っている。
明日はサカイなのだけど眠れない。夜型の生活が板についてしまっている。寝ないと明日辛いんだよなぁ。
「明日」と書いている。時計のうえでは、もう当日の明け方だ。眠りに入っていないあいだは、まだ前の夜のつもりでいた。朝から引っ越しのバイトがあることは、その文ですでに分かっている。分かったまま、眠れない、と書いた。
夜型が板についた、は自分で付けた名前だった

長く説明してはいない。名前の前に残っているのは、眠りの行だ。
10月4日のノートでは、本睡眠を20時30分から深夜1時まで、と置いている。同じ日の5時15分にモンスターと書き、仮眠は5時30分から9時までと、15時30分から16時30分まで、と夜になってからまとめて置いている。22時58分に、またモンスター。22時59分には、21時から23時の仮眠、と続けてある。缶を仮眠の前に開けたのか、起きたあとに開けたのかは、1分差の並びだけでは分からない。
日付が変わって1時50分、もう一度、モンスター、とだけある。
2時21分には、ナイトレインにムカついて、その日は終わりにし、アーマード・コア6を始めている。封印は「しようかな」で止まっていた。2時27分にも、まだそのイライラを書き足している。
ゲームの側で何が積み上がらなかったかは、別の記事に残してある。
4時23分も、まだ起きていた。ゲームの行のあと、眠りの行はすぐには来ていない。
寝ないと辛い、は予測のまま置いてある

文は短い。サカイがある。眠れない。夜型が板についてしまっている。寝ないと、明日が辛い。
板についてしまっている、は、その場の仮説だ。夜に起きて、昼に短い眠りを足す形が、もういつもの並びになっている、という感じに近い。いつからそうなったかは、この文は切っていない。
辛い、はまだ結果ではない。バイトの現場にはいない。身体の重さも、この時刻には書いていない。書いてあるのは、起きる前から、明日の身体が先に見えていることだけだ。
以前、引っ越しのバイトの前日に、消耗しないことを考えていた夜がある。雨の予報を見て、削られすぎずに戻ってこよう、と書いていた。
あの夜は、前日のうちに、翌日の使い方を考えていた。今回の4時に残っているのは、眠れないことと、寝ないと辛いという見立てだった。
やりたいことが残っていて、眠るのを後に回した夜も、前にある。この時刻の言葉は、眠れない、のほうに寄っている。
5時から6時が、その日の本睡眠になった

次の行は6時22分だ。
本睡眠は5時から6時。モンスター。
4時23分に眠れない、と書いたあと、5時には眠っている。まとまって眠れたのは1時間だった。
起きたところのモンスターに、理由は付いていない。夜の22時58分と、深夜1時50分にも、同じ一言がある。朝の1本が何本目で、何のためなのかは、この朝は書いていない。
缶の役割を分けて見ていた時期の話は、前に書いている。深夜を延ばす1本、朝を起動する1本、昼に戻る1本。あのときは、直近24時間で2本まで、という線も自分で置いていた。
10月5日の朝は、その線までは書いていない。残っているのは、1時間の本睡眠のとなりに、また缶があることだけだ。
日中は空いていて、夜にプロテインとだけある

4時の見立ては、寝ないと明日が辛い、だった。1時間は寝ている。その1時間で見立てが外れたのか、だいたい当たったのかは、当日のメモが答えていない。
朝からサカイだと書いていた。そのあとの日中に、現場の言葉は残っていない。
次の自分の言葉は、夜8時6分の「プロテイン」だ。何の代わりかは無い。
1時間しか寝ていない日を、あとから「悪くない」と言えたことはある。仕事はきつかった。それでも、自分の作業が進んでいた日だった。
あの日は、振り返りの言葉があった。今回の10月5日には、まだそれがない。1時間眠れたこと。夜にプロテインと書いたこと。評価は、そこに置かれていない。
翌朝の長い眠りも、辛さの答えではなかった

この時点では、予測のまま朝を迎えている。
翌朝9時3分のメモは、本睡眠を21時30分から8時30分まで、と置いている。となりにモンスター、とある。夜8時6分のプロテインのあと、眠り始めは21時30分だ。時刻を並べると11時間ある。
長く眠れた事実は残っている。それが4時の「辛い」への答えなのかは、書いていない。
いま分かっているのは、ここまでだ。夜型が板についている、と自分で名付けた。寝ないと辛い、と予測した。そのあと1時間だけ本睡眠にして、朝にモンスターを飲んだ。日中の言葉は空いたまま、夜にプロテインと書き、翌朝に長い本睡眠を置いた。
予測が当たったかどうかは、まだ自分の言葉になっていない。



