日付が変わってすぐ、コラムの執筆を、フェイズごとに思考モデルを分けてやってみた。
見出しの構成はこちら、本文はこちら、画像はこちら。工程を分けても、同じ品質は残ると思っていた。
0時40分の時点で、落ちていた。
比較した相手は、別の新しいモデルではなかった。これまで使っていた、GPT-5.6に書かせるやり方だった。それより品質が低かった。やはり、という感じもあった。
見出しをGrokに出すと、本文がその枠を出られなかった

分け方は、こうだった。
見出し構成をGrok 4.7に作らせる。その構成をもとに、本文をGPT-5.6で書く。執筆が終わったあとの画像生成と挿入は、Grok 4.7でも問題ないと感じた。画像の工程は、分けてよさそうだった。
引っかかったのは、見出しだった。
構成をGrokに任せると、そのあとの本文をGPT-5.6が書いても、品質が上がらない。できた文章は、先に置かれた見出しの中で整っている。整ってはいるのに、自分が欲しいコラムには届かない。構成を引きずっている。見出しが先に決まると、本文はそこから外れにくい。
このとき思ったのは、見出しの文言を少し直せば本文も上がる、ではなかった。見出し構成を作るところから、GPT-5.6にやらせないと駄目だ、だった。
以前、モデルの分け方を仕事の種類で決めた夜がある。差を感じたコラムや動画の記事はGPT-5.6に残す。差が小さかった店舗紹介の大量リライトは、次のリセットまでGrokで進める。高い枠を、違いが出る仕事へ使う、という境界だった。
あの境界は、コラムを丸ごと上位モデルに残す話だった。コラムの中の見出しだけなら、安いモデルでも骨組みは作れる。今日の仮説は、そこに近かった。骨組みだけなら、と思っていた。
足りなかった。
日記なら、品質が落ちても出しておくと判断した朝もある。メールやコラムに残したい1%を、日記では使わないためだった。落ちていても、公開できるラインには乗っていた。
コラムの見出しは、あの判断の棚には載らなかった。落ちているのを見たうえで、それでも出す、ではなかった。構成の段階から、戻した。
全部を戻したら、1本で3%減っていた

2分ほどあとに、以前のやり方へ戻している。0時42分、執筆をすべてGPT-5.6にやらせてみた。
感触は、工程を分けたときより戻った。代わりに、Cursor Pro+のOther Modelsが1本で3%減った。
30本書くと90%になる。これは、30本書いて測った数字ではない。1本3%を30倍した、その夜の計算だ。それでも、このままなら今月もUltraが必要になる、と感じた。こりゃコスパが悪い。
ゲームの動画から記事にしたときは、別の結果だった。Grokで下書きしてからGPT-5.6で直しても、最初からGPT-5.6へ渡しても、表示上の消費はどちらも1%だった。途中にGrokを挟んでも、枠は減らせていなかった。
今日の3%は、あの1%と同じ並びには置けなかった。同じ「GPT-5.6で1本書く」でも、プランと頼み方が変わると、画面の減り方まで同じとは限らない。なぜ今回は3%まで開いたのか、この夜は切り分けていない。品質が戻ったことと、3%減ったことだけが、先に見えていた。
見出しと本文を同じモデルに戻すと、1%になった

さらに数分後、0時50分に、頼み方をもう一度変えた。
見出し構成と執筆を、どちらもGPT-5.6でやらせた。画像は、先ほどと同じくGrok 4.7のままでよさそうだった。文章の骨組みと本文は分けず、絵の工程だけ離す。
消費は、1本で1%に落ち着いた。
30本なら30%。これなら、なんとか許容範囲に入る、とそのときは思った。こちらも、30本の実測ではない。1本の結果から見た見積もりだ。
手順は増える。執筆の手間も増える。クレジットの枠を節約するなら、その増え方は仕方がない。その夜の結論は、そこに置いた。
まだ、一つでしか見ていない。
次のコラムも1%で収まるのか。見出しを戻しただけで品質が安定するのか、今夜の1本がそう見えただけなのか。30本までこの計算のまま進むのか。全部を一度に頼むと、また3%に戻るのか。それは、まだ書いていない。
少なくとも、日付が変わった直後の10分ほどは、こう動いていた。
工程を分けたら、品質が落ちた。
全部を任せたら、品質は戻って、枠が3%減った。
見出しと本文を同じモデルにまとめたら、1%になった。
画像だけは、分けたままにしておく。手間は増えた。それでも、今月の枠でコラムを続けるなら、今はこちらでやる。


