ChatGPTの画像生成が止まって困った日|便利なAIに依存する制作フローの弱点

AIとWeb制作

ChatGPTの画像生成が途中で止まってしまった

今日は、ブログ記事に使うアイキャッチ画像をChatGPTで作ろうとした。

いつものように記事の内容を読み込ませ、どのような構図が合うのかを考えてもらい、そのまま画像生成を依頼した。

ところが、なかなか画像が完成しない。

生成中の表示は出ている。けれど、しばらく待っても先へ進まない。

一度やり直してみた。
モデルも変更してみた。
最速の設定では何とか生成できたが、標準のモデルでは再び止まってしまった。

文章の回答が少し遅いだけなら、それほど困らない。

しかし、画像生成が止まると、その先にある記事制作まで止まってしまう。

そこであらためて、

ChatGPTの画像生成は、すでに自分の制作環境の一部になっていた

ことに気づいた。

アイキャッチ画像は「最後に付ける飾り」ではない

ブログ記事における画像は、文章の最後に適当に付ける飾りではない。

記事の第一印象を決めるものだ。

検索結果やSNSで記事を見つけた人は、タイトルだけでなく画像も見て、「この記事を読んでみようか」と判断する。

特に旅行ブログでは、

  • 旅先の明るさ
  • ホテルの雰囲気
  • 列車で移動する楽しさ
  • 現地で感じる安心感
  • これから始まる旅への期待

といったものを、一枚の画像で伝える必要がある。

以前は素材サイトから写真を探していた。

しかし、記事内容にちょうど合う写真は簡単には見つからない。

構図は良くても人物が違う。
場所は合っていても雰囲気が暗い。
タイトル文字を載せる余白がない。

その点、画像生成AIなら、記事の意図に合わせて構図そのものを作れる。

だから今では、画像生成は記事制作の最後ではなく、制作工程の中に組み込まれている。

その工程が止まると、思った以上に困るのだ。

便利な道具ほど、止まったときの影響が大きい

AIを使うようになってから、記事制作はかなり効率化された。

文章の構成を考える。
見出しを整理する。
表現を読みやすくする。
アイキャッチ画像の案を出す。
実際に画像を生成する。

一つのサービスの中で、ここまで多くの作業を進められる。

以前なら何時間もかかっていたことが、かなり短い時間で終わるようになった。

ただし、便利になればなるほど、止まったときの影響も大きくなる。

一つの道具へ多くの役割を集めると、その道具が使えないだけで、制作フロー全体が止まる。

これはAIに限った話ではない。

WordPressへログインできない。
サーバーが落ちる。
Photoshopが起動しない。
ネット回線が不安定になる。

普段は意識していないが、Web制作は多くの道具の上に成り立っている。

どれか一つが止まった時に、初めて依存の大きさが見える。

「高性能か」より「安定して使えるか」

画像生成AIを比較するとき、どうしても画質の話が中心になる。

どちらが写実的か。
人物が自然か。
背景が精細か。

もちろん品質は大切だ。

けれど、仕事で使う場合には、もう一つ重要な条件がある。

必要なときに、安定して使えるか。

どれだけ高品質な画像を作れても、頻繁に止まってしまえば制作設備としては扱いにくい。

反対に、最高品質ではなくても、短時間で安定して一定以上の画像を作れるなら、実務ではそちらの方が役に立つこともある。

ブログ運営では、一枚だけの傑作を作れば終わりではない。

記事を公開するたびに、新しい画像が必要になる。

毎日、毎週、何十枚と作ることを考えると、重要なのは瞬間的な最高品質だけではない。

  • 生成が止まらない
  • 操作に迷わない
  • やり直しが少ない
  • 修正しやすい
  • 記事公開まで流れを切らさない

こうした安定性も、品質の一部なのだと思う。

専用の画像生成画面では作ることができた

その後、通常のチャット画面ではなく、ChatGPTの画像生成専用画面から試してみた。

すると、今度は問題なく生成できた。

画像生成機能そのものが完全に使えなくなっていたわけではなく、通常のチャット内での処理や、長くなった会話の状態が影響していた可能性もある。

ひとまず制作を続けられる方法が見つかり、安心した。

ただ同時に、これまで何となく使っていた作業手順を見直すきっかけにもなった。

文章を考える場所と、画像を出力する場所を分ける。

一つの方法が止まったら、別の入口から試す。

それでも駄目なら、Fireflyなど別のサービスへ切り替える。

このように逃げ道を用意しておけば、一時的な不具合で記事制作全体が止まりにくくなる。

AIを信頼することと、依存することは違う

AIを使わず、すべて自分だけで作業する必要はない。

便利なものは積極的に使った方がいい。

自分も、AIがなければ今ほど多くの記事を制作し、複数のサイトを運営することは難しかったと思う。

ただ、

AIを信頼して使うことと、AIがなければ何も進まない状態になることは違う。

便利な道具を使いながらも、止まった時の代替手段を持っておく。

文章は保存しておく。
画像用プロンプトも残しておく。
複数の画像生成サービスを試せる状態にしておく。
専用画面や別ブラウザなど、複数の入口を知っておく。

そうすれば、AIを制作の力として使いながら、AIの都合に振り回されにくくなる。

今回の不具合は大きな障害ではなかった。

それでも、画像が一枚作れないだけで、自分の制作フローが思った以上に止まることを知った。

便利な道具を増やすだけではなく、

止まっても仕事を続けられる仕組みを作ること

も、これからのAI時代のWeb制作には必要なのだと思う。

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